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府中市議会 (広島県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/16 17:31 UTC 版)

府中市議会
種類
種類
役職
議長
本谷宏行(創生会)
副議長
田辺稔(経政会)
構成
定数 19(欠員1[1])次の市議選は定数1減
院内勢力
2024年4月1日現在
創生会(6)
市民クラブ(3)
経政会(3)
COMMONS コモンズ未来(3)
公明党(2)
無所属(1(日本共産党)
選挙
前回選挙
2022年4月24日
次回選挙
2026年4月
議事堂
日本広島県府中市府川町315
府中市役所本庁舎4階
ウェブサイト
府中市議会

府中市議会(ふちゅうしぎかい)は、広島県府中市に設置されている地方議会である。2024年12月19日、府中市議会 全員協議会を開き議員定数を1減の18とすることを決定、2025年春の府中市議会定例会に条例改正案を議員提案[2]

概要

  • 定数:19人(欠員1[1]
  • 任期:2022年5月 - 2026年5月15日[3]
  • 議長:本谷宏行(創生会)[4](2024年5月16日[4] - )
  • 副議長:田辺稔(経政会)[4](2024年5月16日[4] - )
    正副議長は2年交代を申し合わせている[5]
  • 府中市議会事務局:府中市役所本庁舎4階[6]

会派

2024年4月1日現在[7]

  • 創生会(6人)
  • 市民クラブ(3人)
  • 経政会(3人)※「新しい風」と無所属1人が合流し新会派設立。
  • COMMONS コモンズ未来(3人)※創生会3人が退会し新会派設立。
  • 公明党(2人)
  • 無所属(1人(日本共産党)

党派

委員会

2024年5月16日現在[7]

  • 常任委員会
    • 総務文教委員会(6人)
    • 厚生委員会(6人)
    • 建設産業委員会(6人)
  • 議会運営委員会(7人)

議員報酬と諸手当

  • 月額[8]
    • 議長:月額 477,000円
    • 副議長:月額 433,000円
    • 議員:月額 400,000円
  • 期末手当:6月および12月[9]
  • 政務活動費[10]
    • 交付対象:会派・無所属議員
    • 交付額(年額):会派:所属議員数に24万円を乗じた額 / 無所属議員:24万円

議会だより

  • FUCHU CITY 議会だより(発行:府中市議会議長 / 編集:府中市議会広報広聴特別委員会)年4回(2月・5月・8月・11月)発行 [11]

議員定数

投開票日 定数 立候補者
2006年4月23日 24 27
2010年4月25日 22
2014年4月20日 20 24
2018年4月15日告示
2018年4月22日
20
2022年4月24日 19 21

歴代議長

  • 初代 森信 岩(1954年5月29日 - 1958年5月15日)
  • 第2代 藤岡雄一(1958年5月20日 - 1960年5月15日)
  • 第3代 桒田岩爾(1960年5月17日 - 1966年5月15日)
  • 第4代 有田津知(1966年5月16日 - 1968年11月4日)
  • 第5代 山本寛太郎(1968年11月4日 - 1970年5月15日)
  • 第6代 小川京一(1970年5月20日 - 1974年5月15日)
  • 第7代 有田津知(1974年5月16日 - 1977年3月18日)
  • 第8代 杉原常一(1977年4月14日 - 1978年5月15日)
  • 第9代 小林隆三(1978年5月17日 - 1979年6月19日)
  • 第10代 門田 馨(1979年6月19日 - 1982年5月15日)
  • 第11代 橘高 泰司 やすし[12]1982年5月21日 - 1984年5月21日)
  • 第12代 岡田好松(1984年5月21日 - 1986年5月15日)
  • 第13代 田頭 知(1986年5月19日 - 1988年5月17日)
  • 第14代 小林隆三(1988年5月17日 - 1990年5月15日)
  • 第15代 大原一人(1990年5月18日 - 1994年5月15日)
  • 第16代 武田 稔(市政クラブ)1994年5月17日 - 1996年5月13日)
  • 第17代 伊藤 正道 せいどう[13](政友会)1996年5月 - 1998年5月)
  • 第18代 神田治登(1998年5月 - 2002年5月)※2000年5月再選
  • 第19代 平田 八九郎 やくろう[14](平成クラブ)2002年5月 - 2004年5月)
  • 第20代 山本 廣文 ひろふみ[15](平成クラブ)2004年5月 - 2006年5月)
  • 第21代 戸成義則(平成クラブ)2006年5月 - 2008年5月)
  • 第22代 瀬川恭志(平成クラブ)2008年5月 - 2010年5月)
  • 第23代 小野申人(平成クラブ)2010年5月 - 2012年5月)
  • 第24代 平田八九郎(平成クラブ)2012年5月 - 2014年5月)
  • 第25代 小野 申人 しんじ(平成クラブ→創生会)2014年5月 - 2016年5月)
  • 第26代 丸山茂美(創生会)2016年5月 - 2018年5月)
  • 第27代 加藤吉秀(創生会)2018年5月 - 2020年5月)
  • 第28代 棗田澄子(創生会)2020年5月 - 2022年5月)※府中市議会初の女性議員、初の女性議長。
  • 第29代 加藤吉秀(創生会→COMMONS未来)2022年5月 - 5月16日)
  • 第30代 本谷宏行(創生会)(2024年5月16日 - )現職

沿革

  • 1954年3月、芦品郡の1町5村(府中町岩谷村栗生村国府村下川辺村広谷村)が合併し市制施行、府中市となる。5月、初の府中市議会が第二中学校講堂(元町)で開かれた。
  • 1956年2月、府中市役所庁舎が元町に完成[16]
  • 1964年8月、府中市議会で暴力追放都市を宣言した。
  • 1974年2月、府川町に現在の府中市役所庁舎が完成。
  • 1994年、棗田澄子が当選し、府中市議会初の女性議員となる。
  • 2012年9月、YouTube公式チャンネル開設(配信は2013年6月議会以降)。
  • 2018年4月15日告示、府中市制施行以来初の府中市市議会選無投票となった[17]。少なくとも1973年以降、広島県内の市議選で初の事態となった[18]
  • 2020年5月、棗田澄子(創生会)が議長となり、府中市議会初の女性議長となる。
  • 2022年12月20日、加納孝彦副議長(創生会)は副議長辞任、市議辞職し、いこーれふちゅう(府中天満屋2階)で緊急記者会見を開いて広島県議会選挙立候補表明した[1]2023年4月9日、加納孝彦は山口康治(現職、元・市議(元・創生会))と一騎打ちした広島県議選に841差で当選し県議に転身した。
  • 2022年12月21日、会派「創生会」を退会し無所属になっていた2人が会派「新しい風」を結成し議長に届け出た[19]
  • 2024年4月、会派「創生会」を退会した3人が新会派「 COMMONS コモンズ未来」を新設。会派「新しい風」と無所属1人が合流し新会派「経政会」となった。
  • 2025年3月議会で定数減1を可決した。

出身者

脚注

  1. ^ a b c 府中市議会副議長に安友氏 市議会は欠員1に”. 中国新聞デジタル (2022年12月20日). 2024年2月7日閲覧。
  2. ^ 府中市議会定数、1減の18に 広島県”. 中国新聞デジタル (2024年12月19日). 2024年12月30日閲覧。
  3. ^ 市町長・議員の任期満了日 - 選挙管理委員会 - 広島県”. 広島県 (2023年12月19日). 2024年2月23日閲覧。
  4. ^ a b c d 府中市議会、議長に本谷氏 副には田辺氏 ともに初の就任”. 中国新聞デジタル (2024年5月16日). 2024年5月16日閲覧。
  5. ^ 府中市議会、5月に臨時会 議長らが新会派”. 中国新聞デジタル (2024年4月19日). 2024年5月24日閲覧。
  6. ^ 市役所庁舎案内/広島県府中市”. 広島県府中市 (2019年4月1日). 2024年3月20日閲覧。
  7. ^ a b 議員名簿・会派構成・委員会構成”. 広島県府中市 議会事務局 (2023年5月31日). 2024年6月11日閲覧。
  8. ^ 全国市議会議長会 市議会議員報酬に関する調査結果(2022年12月31日現在). 全国市議会議長会. 2024年2月7日閲覧。
  9. ^ 市議会議員定数・報酬に関する調査結果:令和4年12月31日現在”. 全国市議会議長会 (2023年). 2024年3月25日閲覧。
  10. ^ 政務活動費 - 市議会”. 府中市議会 (2023年8月2日). 2024年3月19日閲覧。
  11. ^ 議会だより”. 広島県府中市議会事務局 (2024年8月1日). 2024年12月2日閲覧。
  12. ^ 中国新聞デジタル2023年1月12日 訃報・おくやみ
  13. ^ 中国新聞デジタル2023年6月5日 訃報・おくやみ
  14. ^ 中国新聞デジタル2023年4月17日 訃報・おくやみ
  15. ^ 中国新聞デジタル2024年7月4日 訃報・おくやみ
  16. ^ その後、市役所本庁舎は府川町に新築移転し、元町の旧市役所庁舎は広島県府中合同庁舎を経て、現・府中市教育センター。
  17. ^ 広島県府中市議選、新市議20人決まる(無投票)【2018年4月15日】”. 中国新聞デジタル (2018年4月16日). 2024年2月7日閲覧。
  18. ^ 市議引退、後継者まだなく無投票気掛かり【みんなの政治】第2部「素顔の地方議員」<1>”. 中国新聞デジタル (2022年1月30日). 2024年2月27日閲覧。
  19. ^ 府中市議会、無所属2人が新会派結成”. 中国新聞デジタル (2022年12月21日). 2022年12月22日閲覧。

関連項目

外部リンク




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