市直営時代(2005-2014)
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「筑西市立図書館」の記事における「市直営時代(2005-2014)」の解説
筑西市は2005年(平成17年)3月28日に下館市、真壁郡明野町・関城町・協和町の1市3町が合併して発足した。図書館・図書室については2004年(平成16年)2月13日の合併協議会の場で「現行のとおり新市に引き継ぎ、合併後に調整する」とされたため、下館市立図書館が筑西市立中央図書館に、明野町立図書館が筑西市立明野図書館に改称した程度で、合併前とほぼ同じ体制で運営が行われた。このため図書利用カードの共通利用ができず、図書館の公式サイトも中央図書館と明野図書館でそれぞれ別に存在した。一方で、図書利用カードの作成可能な地域は合併と同時に統一され、結城市・岩瀬町(現・桜川市)・下妻市・つくば市(旧・筑波町域のみ)の住民も作成可能とした。県内の市町村立図書館が市町村合併の影響で貸出利用可能な地域を狭める変更を行ったのに対し、筑西市は拡大するという選択を行い、利便性を高めたのであった。なお関城町と協和町は図書館を設置しておらず、公民館図書室が図書館の役割を果たしていた。 合併から5年が経過した2010年(平成22年)4月1日に図書館システムの統合が行われ、中央・明野の両図書館と関本公民館・協和公民館の図書室が結ばれ、図書利用カードの統一や、市内のどの館・室で借りた資料でも任意の館・室で返却できるようになった。また公式サイトは中央図書館のURLを引き継いで、筑西市立図書館のサイトとして一新された。これに合わせて貸出冊数や期間の統一も為され、図書・紙芝居の貸出は2館2室の合計で1人10冊まで14日間となった。
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