市の組織・庁舎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 04:11 UTC 版)
2005年の合併当時、市内に旧市町村の5つの庁舎(旧平良市役所本庁舎、旧城辺町役場、旧下地町役場、旧上野村役場、旧伊良部町役場)が存在することになるため、宮古市地区市町村合併協議会では分庁方式を採用する方向であった。分庁方式では各庁舎に業務部門を設置することになるが、離島である伊良部町に業務部門を設置することで生じる問題点や、分庁方式となった場合の行政サービスの低下を懸念する声などがあり、伊良部庁舎は伊良部総合支所として設置することになった。このため宮古島市では分庁方式と総合支所方式が並立する形で業務を行っていた。旧市町村庁舎に配置された部門は以下の通り(宮古島市役所にはこれらの庁舎以外に配置された課等もあったため、以下は宮古島市役所の全部門を網羅したものではない)。 平良庁舎企画政策部(企画調整課、秘書広報課、エコアイランド推進課、情報政策課) 総務部(総務課、財政課、税務課、納税課、中央図書館建設準備室、防災危機管理課) 福祉部(生活福祉課、福祉政策課、児童家庭課、高齢者支援課、障がい福祉課) 生活環境部(市民生活課、地域振興課、健康増進課、国民健康保険課、環境衛生課、環境施設整備室) 会計管理者(会計課) 城辺庁舎教育部(教育総務課、学校教育課) 生涯学習部(生涯学習振興課) 城辺支所 下地庁舎総務部(契約検査課) 建設部(都市計画課、道路建設課、建築課) 下地支所 上野庁舎農林水産部(農政課、畜産課、農村整備課) 農業委員会 上野支所 伊良部庁舎伊良部支所(地域づくり課、市民課) その後、宮古島市では2017年8月に「宮古島市総合庁舎整備事業基本構想」を策定し、総合庁舎を建設して分庁方式を解消する方針を示した。総合庁舎は、3階建てで、宮古島市消防本部北側に隣接する敷地に建設された。新庁舎の開庁は当初2021年4月を予定していたが、同年1月4日に前倒しされた。総合庁舎の完成後も各支庁舎の支所機能は維持される。
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