巨人復帰後
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2015年12月2日に古巣である巨人との契約で合意に達したことを発表。12月7日には東京・大手町の球団事務所で入団会見を行った。単年契約で年俸2400万円プラス出来高払い、背番号は同シーズン限りで現役を引退した井端弘和が着用していた「2」に決定した。現役引退し、監督に就任した巨人の高橋由伸と、井端内野守備走塁コーチという攻守の切り札2人分の活躍を指令。これにより脇谷はFA人的補償による移籍を経験した選手で初のFA移籍、過去に所属していた球団への復帰となり、巨人初のFA出戻りとなった。巨人時代からの兄貴分のゲキを受けた脇谷は「目標はズバリ胴上げ」と大車輪の働きを誓った。 2016年、8月23日の広島東洋カープ戦でジェイ・ジャクソンから右越えにプロ初のサヨナラホームランを放ち、スカパー! サヨナラ賞を受賞した。なお、このサヨナラ弾による1点が両チーム通じてこの試合唯一の得点であった。シーズン全体では1年通して打撃不振で打率も1割台に終わった。 2017年、FAで加入した陽岱鋼に背番号「2」を譲り、2016年シーズンまで鈴木尚広が背負っていた「12」に変更となった。シーズンでは5月下旬に二塁でスタメン出場の試合はあったものの、起用は代打または一塁手阿部慎之助の守備固めがメインになった。またプロ入り初めて打点ゼロに終わった。 2018年は吉川尚輝や田中俊太らの台頭で開幕から一軍出場がなくシーズン終盤を迎え、9月19日に現役を引退することが報道され、同日東京ドームで引退会見が行われた。
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