岸和田市立自泉会館とは? わかりやすく解説

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岸和田市立自泉会館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/25 22:48 UTC 版)

岸和田市立自泉会館
情報
旧名称 自泉館
用途 多目的文化施設
旧用途 企業クラブ
設計者 渡辺節建築事務所(渡辺節)
施工 大林組
建築主 岸和田紡績
事業主体 岸和田市
管理運営 岸和田文化事業協会
構造形式 RC
延床面積 539 m²
階数 地上2階
竣工 1932年
所在地 596-0073
大阪府岸和田市岸城町5-10
座標 北緯34度27分38.27秒 東経135度22分19.02秒 / 北緯34.4606306度 東経135.3719500度 / 34.4606306; 135.3719500
文化財 国の登録有形文化財(建造物)
指定・登録等日 1997年5月7日登録
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エントランスホール

岸和田市立自泉会館(きしわだしりつじせんかいかん)は、大阪府岸和田市岸城町にある多目的文化施設。

岸和田城三の曲輪の北東部に位置しており、二の曲輪の北端に位置する岸和田市役所の至近にある。1997年に国の登録有形文化財に登録された。

歴史

岸和田紡績(岸紡、現・ユニチカの前身の1つ)創設者の寺田甚与茂に贈られた慰労金を基にして社長を継いだ長男の寺田甚吉1932年に建設した寺田財閥の倶楽部であった。

岸紡や寺田家の関連建築を多く手がけた渡辺節の設計によるもので、近世スパニッシュ様式の建築である。

岸和田紡績は1941年大日本紡績(現・ユニチカ)と合併した。寺田甚吉は1942年に岸和田市長となり、翌年の退任時に当建物を市に寄贈した。

1950年に襲来したジェーン台風により市役所が甚大な被害を受けた際には、市議会議事堂としても利用され、後に岸和田商工会議所に貸与されたこともあった。

1982年に市制60年を記念して修復され、以後は文化施設として利用されている。

1968年には2階が一部増築されている。

見学

通常は文化施設として利用されているが、利用されていない場合は見学が可能である。

交通アクセス

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