岸和田市立自泉会館(自泉館)
名称: | 岸和田市立自泉会館(自泉館) |
ふりがな: | きしわだしりつじせんかいかん(じせんかん) |
登録番号: | 27 - 0016 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 鉄筋コンクリート造2階建,建築面積539㎡ |
時代区分: | 昭和前 |
年代: | 昭和7 |
代表都道府県: | 大阪府 |
所在地: | 大阪府岸和田市岸城町5-10 |
登録基準: | 造形の規範となっているもの |
備考(調査): | 日本近代建築総覧 |
施工者: | |
解説文: | 大規模な事務所建築を得意とした渡辺節の作品。彼の作品の中では比較的小規模な住宅系のものとして注目に値する。装飾の少ないシンプルな外観であるが,列柱を配した玄関部などに様式建築のモチーフが見られる。 |
建築物: | 岩国徴古館 岩国徴古館第一収蔵庫 岩手県公会堂 岸和田市立自泉会館 川久保家住宅診察室及び納屋 幕末と明治の博物館別館 幕末と明治の博物館聖像殿 |
岸和田市立自泉会館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/25 22:48 UTC 版)
岸和田市立自泉会館 | |
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情報 | |
旧名称 | 自泉館 |
用途 | 多目的文化施設 |
旧用途 | 企業クラブ |
設計者 | 渡辺節建築事務所(渡辺節) |
施工 | 大林組 |
建築主 | 岸和田紡績 |
事業主体 | 岸和田市 |
管理運営 | 岸和田文化事業協会 |
構造形式 | RC造 |
延床面積 | 539 m² |
階数 | 地上2階 |
竣工 | 1932年 |
所在地 |
〒596-0073 大阪府岸和田市岸城町5-10 |
座標 | 北緯34度27分38.27秒 東経135度22分19.02秒 / 北緯34.4606306度 東経135.3719500度 |
文化財 | 国の登録有形文化財(建造物) |
指定・登録等日 | 1997年5月7日登録 |
岸和田市立自泉会館(きしわだしりつじせんかいかん)は、大阪府岸和田市岸城町にある多目的文化施設。
岸和田城三の曲輪の北東部に位置しており、二の曲輪の北端に位置する岸和田市役所の至近にある。1997年に国の登録有形文化財に登録された。
歴史
岸和田紡績(岸紡、現・ユニチカの前身の1つ)創設者の寺田甚与茂に贈られた慰労金を基にして社長を継いだ長男の寺田甚吉が1932年に建設した寺田財閥の倶楽部であった。
岸紡や寺田家の関連建築を多く手がけた渡辺節の設計によるもので、近世スパニッシュ様式の建築である。
岸和田紡績は1941年に大日本紡績(現・ユニチカ)と合併した。寺田甚吉は1942年に岸和田市長となり、翌年の退任時に当建物を市に寄贈した。
1950年に襲来したジェーン台風により市役所が甚大な被害を受けた際には、市議会議事堂としても利用され、後に岸和田商工会議所に貸与されたこともあった。
1982年に市制60年を記念して修復され、以後は文化施設として利用されている。
1968年には2階が一部増築されている。
見学
通常は文化施設として利用されているが、利用されていない場合は見学が可能である。
交通アクセス
周辺
- 岸和田城
- 大阪府立岸和田高等学校
- 五風荘
- 岸和田だんじり会館
関連項目
外部リンク
固有名詞の分類
近代建築 |
今津ヴォーリズ資料館 新港貿易会館 岸和田市立自泉会館 旧西本組本社ビル 倚松庵 |
西洋館 |
日本銀行 旧乾邸 岸和田市立自泉会館 智頭消防団本町分団屯所 山手イタリア山庭園 |
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