小泉訪朝後の政治家の動きとは? わかりやすく解説

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小泉訪朝後の政治家の動き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 17:02 UTC 版)

北朝鮮による日本人拉致問題」の記事における「小泉訪朝後の政治家の動き」の解説

拉致議連は、2002年平成14年9月17日小泉純一郎首相北朝鮮訪問経て参加議員増え始めた同年9月30日会長石破茂入閣したため、中川昭一新会長に就任した2002年9月小泉訪朝後、家族会東京都知事石原慎太郎協力要請したことなどがきっかけとなり、救出活動地方政界にも広がり見せ地方議会にも、拉致議連結成されていった2003年4月には、新拉致議連結成メンバー松沢成文神奈川県知事に、同年8月には上田清司埼玉県知事となり、国会議員地方議員首長連携した活動活発化した。同年9月22日会長中川入閣したため代表が空席となったが、平沼赳夫閣僚から外れたため、同年10月9日中川・安倍(新たに自民党幹事長就任)の依頼平沼会長就任した2003年11月第43回衆議院議員総選挙直前時点で、77名の国会議員拉致議連参加第43回衆議院議員総選挙では、それまで地方議員として救う会などで活動していた大前繁雄(元兵庫県議会議員)が当選し大前直ち事務局次長就任。更に新たな当選者加えて2004年1月には188人に急増その後増え続けたが、実際に活動しているのは初期メンバー中心であった加入してもほとんど活動しない議員多く2005年8月拉致被害者家族会会長横田滋は「拉致議連入っている国会議員一部で、実際に活動しているのは数人」と嘆いている。現在までに相当数超党派議員拉致議連参加しているが、2009年8月第45回衆議院議員総選挙前後時点では、拉致議連実際活動石破中川平沼安倍西村原口一博松原仁ら新拉致議連初期メンバー中心で、家族会信頼している議員も彼らのみという。拉致議連とは別に日朝国交正常化交渉の中で事件解決しようとする超党派議員動きもある。 青山繁晴が現内閣総理大臣安倍晋三小泉訪朝拉致問題全体見て失敗」だったと考えていると主張しており、その理由として「小泉さんの個性でもある一発回答一発解決、大歓喜の声。そういうものを求めタイプは、強いと言えば強いけれど、そこが弱さの裏になってですね、そういう焦りあったから。北朝鮮北朝鮮小泉さんを通じてお金ほしいものだから、焦って暴な回答になった」としており、安倍はこれを反省してこれらを否定する方針切り替えた述べている。 拉致問題解決に関して後述されている通り、人それぞれに多種多様な思想方法論存在している。

※この「小泉訪朝後の政治家の動き」の解説は、「北朝鮮による日本人拉致問題」の解説の一部です。
「小泉訪朝後の政治家の動き」を含む「北朝鮮による日本人拉致問題」の記事については、「北朝鮮による日本人拉致問題」の概要を参照ください。

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