専任教授陣
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理事長・総長の飯吉厚夫は、90年代の日欧米の核融合方式競争の日本研究プロジェクトチームのリーダーで、文部科学省直轄研である核融合科学研究所の初代所長を務めた。学長の石原修もプラズマ物理の著名な研究者でIEEEライフフェローであり、アメリカで25年教鞭をとった国際派である。また、2017年3月まで学長を務めた山下興亜は、蚕の生糸研究者でルイ・パスツール賞、中日文化賞、紫綬褒章、国際昆虫学賞などの受賞者である。 中部大学総合工学研究所には、日本化学会会長を務める山本尚教授(有機化学者、藤原賞、ロジャー・アダムス賞等の受賞者)や澤本光男教授(高分子化学者、ベンジャミン・フランクリン賞等の受賞者)、世界交通学会会長を務め、ローマクラブ正会員100名の1人でもある林良嗣教授(持続的交通・都市論)、成田吉徳教授(人工光合成、分子触媒化学、生物無機化学)らを擁し、中部高等学術研究所には、安藤隆穂教授(思想史・社会哲学、日本学士院賞の受賞者)、河村公隆教授(大気化学、地球化学、国際地球化学会フェロー)などの教授陣を揃えている。 藤原記念超伝導・持続可能エネルギー研究センター(所長:山口作太郎教授)は、5cmのコイル(それを包む冷却用パイプが直径30cm)で100万kWh(原子力発電所1基に相当)を大規模な送電線インフラを敷設することなく輸送できる直流超伝導の世界No.1の技術を誇っている。2015年には実験室のみでなく石狩市で全長1.5kmの実証実験に成功しており、2017年7月に石狩市で開催された国際セミナーには、ロシア、フランス、インド、中国、韓国などの電力会社が参加している。
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