富士登山電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 04:53 UTC 版)
「富士急行1000形電車」の記事における「富士登山電車」の解説
これまでマッターホルン号として運転していた1205編成を改装した観光列車で、2009年8月8日の誕生記念運行を経て翌9日より定期運行を開始した。2両編成で、車両にはそれぞれ「赤富士」「青富士」という名称がついている。 運行開始当初は、「赤富士」が座席定員制(着席券1人200円)の車両、「青富士」が自由席車両であったが、2010年3月13日以降は2両とも座席定員制の快速列車として運行されている。外装デザインは各地で鉄道車両のデザインを手がけている水戸岡鋭治が担当し、開業当時の車両に塗られていた「さび朱色」■をベースカラーとして、各種ロゴが入れられている。車内も水戸岡の関わっている各種鉄道車両同様、木や布の自然素材をできる限り使用し、ソファや展望席などを配置、ライブラリーやカウンターなどのコーナーを設置するなどして大幅に改装されている。なお、原則として、毎週木曜日が運休となる。 停車駅(2013年3月16日以降) 河口湖駅 - 富士急ハイランド駅 - 富士山駅 - 下吉田駅 - 三つ峠駅 - 大月駅 富士登山電車 モハ1305「青富士」 「青富士」の車内 モハ1205「赤富士」 「赤富士」の車内
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富士登山電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 19:07 UTC 版)
「富士山麓電気鉄道富士急行線」の記事における「富士登山電車」の解説
1200形電車を改装した観光用列車で、「青富士」車両と「赤富士」車両からなる2両編成である。2両編成の一般車両に連結して各駅に停車する4両編成の普通列車として運行される。2021年3月13日改正時点で運休中だが、時刻表では土休日のみ普通列車2往復が「富士登山電車の車両を連結して運転する日あり」となっている。「青富士」「赤富士」車両は予約定員制で、乗車には200円の着席券を必要とする。 また、イメージキャラクターとして客室乗務員「谷村みすず」(デザイン:宙花こより)が設定されている。 運行開始当初の2009年8月9日から2010年3月12日までの間も2両編成の一般車両を連結した4両編成の普通列車として運行されていたが、「青富士」車両には普通乗車券のみで乗車することができた。2010年3月13日からは、全車着席券車両の快速列車としての運行となり、2019年3月時点では、平日・土休日共に2往復が設定されていた。停車駅は通常の快速と異なり、大月駅、三つ峠駅、下吉田駅、富士山駅、富士急ハイランド駅、河口湖駅であった。 2020年3月14日のダイヤ改正で快速の種別が廃止されたため、再び一般車両に連結した普通列車としての運行となった。平日・土休日共に2往復が設定されていたが、休日を除く木曜日は全車自由席の一般車両のみで運行した。ダイヤ改正から1か月後の2020年4月25日より、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 流行の影響により無期限で毎日運休となった(一部は一般車両のみの普通列車として運行)。
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