宿泊事情とは? わかりやすく解説

宿泊事情

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 10:12 UTC 版)

麗水国際博覧会」の記事における「宿泊事情」の解説

麗水市内は、多く万博入場者に対応できる宿泊施設の数が大幅に不足している状況だった。同市内では、ホテル・リゾート施設や、民宿モーテル新築改装などが行われた。万博会場南側には、VIP宿泊者を主な対象とした『MVLホテル』(地上25階、310規模)が開業するなど、高級宿泊施設17ヶ所1800室が新規建設された。それでも、万博間中宿泊需要比べる施設不足するため、順天市光州市晋州市釜山市など、麗水から2時間圏内である周辺地域宿泊施設にも需要分散した麗水万博組織委員会は、周辺地域施設サービス優れた宿泊施設を、「エキスポ公式宿泊業者」に指定した指定され宿泊施設の数は、607カ所1万7152室(2012年4月23日時点内訳は、観光ホテル75カ所、コンドミニアム・リゾート16カ所、ペンション/休養158カ所、モーテル及び民宿131カ所など) だった。他にも、寺院への「テンプルステイ」、教会への「チャーチステイ」、村会館、農漁村体験ホームステイ韓屋団地全南大学順天大学寄宿舎なども宿泊施設として用意された。 万博開幕時には麗水市内の宿泊施設食堂価格が、万博入場者による特需見込んで普段よりも高騰した。しかし、会期前半には入場者数低迷したため、開幕直後よりも価格下げ事例続出した開幕から50日が経過した7月上旬ごろまでのデータでは、観覧客の70%程度老人学生など日帰り団体客だったために、地元経済への恩恵期待したほどでは無かったとの不満の声もあった。 当初は、万博会場隣接する埠頭旅客船停泊させた「海上ホテル」を運営する計画もあった。ギリシア船籍の「クルーズ・ディ・エメラルド」号を使用する予定だったが、同船1959年建造老朽化しており、船の喫水水面から船底までの高さ)が7.1mと、埠頭水深6.7mよりも高いために入港難しいことが判明した。そこで、パナマ船籍の「オーシャンエメラルド」号を使用する予定変更したが、船舶安全認証書が無かったために、韓国へ来航することができなかった。結果的に船舶来航数回にわたり延期となり、万博開催中の2012年7月には、海上ホテル計画そのもの中止になった

※この「宿泊事情」の解説は、「麗水国際博覧会」の解説の一部です。
「宿泊事情」を含む「麗水国際博覧会」の記事については、「麗水国際博覧会」の概要を参照ください。

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