宮地嶽古墳とは? わかりやすく解説

宮地嶽古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 22:45 UTC 版)

宮地嶽神社」の記事における「宮地嶽古墳」の解説

本殿の裏100mほどの所に宮地嶽古墳(宮地岳とも)があり、国の史跡指定されている。奥の宮古く岩屋または不動窟とも呼ばれてきた。六世紀末から7世紀前半造られ直径約30mの円墳で、内部巨岩造られ横穴式石室がある。石室全長は23m、高さ、幅ともに5m余りあり、全長では日本2番目に長い副葬品として馬具太刀ガラス玉など、およそ300点が発見されが、その豪華さ貴重さから「地下正倉院」とよばれている。そのうち十数点が国宝指定され九州国立博物館寄託されている。被葬者天武天皇第一皇子である高市皇子生んだ尼子娘の父である胸形君徳善むなかたのきみとくぜん)とする説がある。

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宮地嶽古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 06:35 UTC 版)

津屋崎古墳群」の記事における「宮地嶽古墳」の解説

円墳で本来の径は35メートル推定され現状南北27メートル東西34メートルとなっている。横穴式石室長さ23メートルで、石室の奥に横口式石槨設ける。金銅製の馬具類、金銅装の大刀ガラス玉ガラス板などの出土品一括して国宝指定されている。 出土品国宝指定名称は以下のとおり金銅鞍金具残欠 1背 前後りょうぼね)覆輪、海磯金具鞖(しおで)等 金銅壺鐙つぼあぶみ) 1双 金銅鏡板付轡(くつわ) 1箇分 金銅杏葉残欠 2枚分 銅鎖 1連 金銅頭椎大刀かぶつちのたち残欠大形) 1口分 柄頭、鐔、刀身断片、鞘金具金銅頭椎大刀残欠 1口分 柄頭、鎺、刀身断片金銅透彫残欠 一括 金環 1箇 緑瑠璃丸玉 1連 緑瑠璃丸一括 銅鋺 1口 銅残欠 1枚土師器盌1口 長方形瑠璃残欠 3枚分 緑瑠璃断片 一括 附:各種金具残片 一括

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