横口式石槨とは? わかりやすく解説

横口式石槨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 19:53 UTC 版)

横口式石槨(よこぐちしきせっかく)とは、後期~終末期の古墳にみられる横穴式墓制の一つである。石棺式石室とも言う。




「横口式石槨」の続きの解説一覧

横口式石槨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/22 20:55 UTC 版)

小口山古墳」の記事における「横口式石槨」の解説

主体部の横口式石槨は長さ2.7m、幅1.6m、高さ1.6mで、1つ直方体巨大な二上山産の白色凝灰岩刳り抜いて造っている。南に大きな開口部があり、内部奥行きは2.13m、幅は入口が最も狭くて0.87m、奥壁は広がって1.17m、高さは0.63mある。石槨外形南北長い箱形で、天井部の四辺斜めに削って屋根形としていて、上面平坦な天井部分長さ2.14m、幅0.96mある。全体外形家形石棺に近いが、縄掛突起などの形跡はない。この石槨地山の上直接置かれたのではなく長さ1.7m、幅1m、厚さ30cmの板石三枚敷き並べそれを台座にして据付けられている。さらに、南側を除く東・北・西の三側面には石英安山岩自然石からなる大型の塊石を積み上げて護石としていることが判明した。これらの側壁用いられた塊石の大きさ大小不ぞろいであるが、最も大きいものは一辺で0.9mある。 石槨内部

※この「横口式石槨」の解説は、「小口山古墳」の解説の一部です。
「横口式石槨」を含む「小口山古墳」の記事については、「小口山古墳」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「横口式石槨」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「横口式石槨」の関連用語

横口式石槨のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



横口式石槨のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの横口式石槨 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの小口山古墳 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS