宇宙庭園の世界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 04:12 UTC 版)
「ヤミと帽子と本の旅人」の記事における「宇宙庭園の世界」の解説
アニメ版において玉藻の自宅である宇宙庭園が『図書館世界の上位世界』そのものであり、それぞれの部屋が別の世界に繋がっているかのような描写であった。しかし原作では基本的に宇宙庭園とは『図書館世界の上位世界』仙界にある玉藻の前の自宅でしかない。また、図書館から見た外観が本ではなく、ホロメディアのような記憶媒体として描かれている。 この世界の人物は基本的に『ぷにぷに☆はんどメイド』および『パッショネイトラブ』からの出張とされる。ただし、『ぷにぷに☆はんどメイド』のメイリンがはっきり本作のそれと同一人物とされている一方、玉藻の前、マウについては『平行世界の別人』である可能性が高い。例えばマウが玉藻の前の分身である藻女に両作品で「初めて会う」と言っている、など。。またメイリン側ははっきり本作のイベントを体験しているとわかるが、玉藻の前、マウは本作主人公と出会ったのかすら断言はされてはいない。ちなみに藻女というキャラクターは下記の「尻尾の分身」ではない。 玉藻の前 声 - 木村あやか 『ぷにぷに☆はんどメイド』および『パッショネイトラブ』からの出張。後者は未発売。また同社の『ているている』にも存在を匂わせる既述がある。 宇宙庭園の主である九尾の狐。一貫して「玉藻の前」がキャラクターネームとして使われており「玉藻」ではない。普段は自室で酒を飲んだくれている。世界の秘密を知っており、時折り意味深な発言をする。また、尻尾から自分の分身を作り、異なる世界で様々な体験をさせている。ただし、グラフィック上尻尾が減っている様子はない。 前記の藻女というキャラクターが背中のチャックから出てくる、その間玉藻の前は動かないという表現がされたため、「玉藻の前の体は着ぐるみ」と解釈されていることがあるが、そうではないと言及されている。 『ぷにぷに☆はんどメイド』においては『図書館世界の上位世界』仙界の最高神の一柱。宇宙の卵から還った時に、その黄身が二つにわかれ、玉藻の前と九翼の天使ミカエルとなり、あまりで仙界ができたとされる。 メイリンとの浮気を理由とする本作バッドエンド後の竹取物語の本の世界(のメイリン)=『ぷにぷに☆はんどメイド』世界(のメイリン)は記述からほぼ明らかである。一方本作グッドエンド後の竹取物語の本の世界(のメイリン)=『ている・ている』の世界(に由来する、ぷにぷに☆はんどメイドに出演する玉藻の前)または本作宇宙庭園世界(の玉藻の前)なのかは現在のところ強く示唆されているが、ぼかされている。このため玉藻の前はメイリンが成長した姿だが、本作のメイリンが本作あるいはぷにぷに☆はんどメイドの玉藻の前なのかは不明である。 マウ 声 - 神村ひな 『ぷにぷに☆はんどメイド』および『パッショネイトラブ』からの出張。後者は未発売。 玉藻の前に仕えている、家政婦。ファンブックなどで彼女とマリエル姫はそっくりさんや平行世界の同一人物でもなく、完全な同個体とされる。ただし、マリエル姫が継続して生きているのか、生まれ変わりなどのレベルであるのかは不明(一般に転生するさいには本の世界に縛られないと断言されているため)。なお、『ぷにぷに☆はんどメイド』によれば恐らく地球、現代程度の時代に玉藻の前と出会っているようである。 彼女が作る発明品は、作動させると大概が爆発する。破壊を目的としたものならば自在に作れるようで、作中明らかに生命がありそうな星を笑いながら吹き飛ばしたことがある。 エロすけ 宇宙庭園におけるこげの寄代にしてマウの発明品。明らかにコロ助のパロディキャラである。
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