学びの館(1988-2011)
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「西尾市立一色学びの館」の記事における「学びの館(1988-2011)」の解説
1987年(昭和62年)7月8日には一色町公民館の隣接地に学びの館が着工され、1988年8月31日に完工、1988年11月8日に学びの館が開館した。なお、一色町公民館と一色町生きがい健康センターは一色町の事業として建設・整備されたが、一色学びの館は愛知県の事業として建設された。したがって総工費の5億8853万円は全額が県費である。学びの館の開館にともなって、一色町公民館図書室は閉室となっている。 1989年(平成元年)1月28日にはおはなし会を初開催し、同年2月1日には雑誌と紙芝居の貸出を開始した。段差の解消や案内などが高齢者への配慮が行き届いていると評価され、1992年度(平成4年度)には愛知県高齢化対策室による愛知県快適空間賞を受賞した。 1993年(平成5年)12月5日には開館5周年を記念したコンサートを開催した。同年4月15日には複製絵画の貸出を開始した。開館当初の開館時間は「9時-18時」だったが、1995年(平成7年)4月には「10時-18時」に変更されている。1996年(平成8年)3月には延べ入館者数が100万人を突破した。同年8月1日には貸出冊数を5冊から10冊に倍増させた。 2002年(平成14年)4月には開館時間が再び「9時-18時」に変更され、同年4月3日にはブックスタート事業を開始した。2005年(平成17年)4月1日には図書館部分の業務委託を開始した。2007年(平成19年)2月1日には幡豆郡三町図書館広域システムが開始され、吉良町の吉良町立図書館、幡豆町の幡豆町立図書館とオンラインで結ばれた。これにより、各図書館のウェブサイト上から他館の蔵書の検索や予約などが可能となった。蔵書数は3館で計30万冊。週1回の集配車による運搬回収と宅配便を併用する。
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