子宮内膜症
子宮内膜は、卵巣からのホルモンのはたらきで増殖し、妊娠しないとはがれて血液とともに腟から排出されます。これが月経です。
このように子宮内膜は本来、子宮の内側にしか存在しない組織ですが、何らかの原因で別の場所に迷い込み、その場でホルモンのはたらきに反応して、増殖や出血を繰り返してしまうことがあります。これを子宮内膜症といい、近年増加している病気です。
子宮内膜症ができやすい場所は、卵巣や子宮の筋層、腹膜などです。とても強く、長い月経痛をともないますので、月経痛が月ごとにだんだん強くなるような場合は、早めに婦人科を受診しましょう。
また、まれに外陰部や手術の傷跡、肺、へそ、鼻の中にできることもあります。
子宮内膜症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 09:27 UTC 版)
子宮内膜症(しきゅうないまくしょう、英: endometriosis)は、子宮内膜やそれに類似した組織が子宮内腔や子宮体部以外の骨盤内で増殖する疾患。
- ^ “婦人科|クリニックフラウ栄|名古屋市中区栄-乳腺外科・婦人科”. クリニックフラウ栄. 2022年8月29日閲覧。
- ^ Siladitya Bhattacharya、 Mark Hamilton編. Management of Infertility for the MRCOG and Beyond. ケンブリッジ大学出版局. p. 57
- 1 子宮内膜症とは
- 2 子宮内膜症の概要
- 3 概念
- 4 症状
- 5 脚注
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