奈良原三次
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奈良原 三次(ならはら さんじ、1877年(明治10年)2月11日 - 1944年(昭和19年)7月14日)は、日本民間航空のパイオニアである。鹿児島生まれ、元日本海軍軍属技士で、1911年(明治44年)5月に自作の複葉機で飛行に成功し、翌年日本で初めての民間飛行場を開設し、生涯にわたり航空の発展に寄与した。男爵。
注釈
- ^ 大正元年(1912年)、白戸栄之助が福島ヨネを同乗させて5分間ほど飛行した。これが日本ではじめて女性が飛行機に乗って空に上がった例とされる[8]。
- ^ 当時の海岸線(北緯35度38分05秒 東経140度04分51秒 / 北緯35.634683度 東経140.080796度)は、2021年現在の国道14号付近にあった。
出典
- ^ a b 沖縄はどう生きるか ③誰にも知られたくなかった沖縄の戦前の謎と戦後の闇 奈良原繁の息子は日本初のヒコーキ野郎佐野真一、web集英社文庫
- ^ 千田稔『華族総覧』講談社現代新書、2009年7月、612頁。ISBN 978-4-06-288001-5。
- ^ a b 沖縄はどう生きるか ③誰にも知られたくなかった沖縄の戦前の謎と戦後の闇佐野真一、web集英社文庫
- ^ このエンジンは、空冷式扇型3気筒、ブレリオ機(Blériot XI)と同型。
- ^ このエンジンは、空冷星型7気筒回転式、アンリ・ファルマン複葉機(Farman III)と同型。
- ^ a b 日本民間航空通史 航空機の黎明期 市久会 矢坂山を語る会
- ^ 『科学技術の発展過程に関する分析』柴田治呂、総合研究開発機構, 1982, p143
- ^ 中正男 1943, p. 171.
- ^ 本社主催「航空三十年」座談会大阪朝日新聞 1940.9.14-1940.9.24 (昭和15)
- ^ 記念館公式サイト 2011年1月閲覧
- 1 奈良原三次とは
- 2 奈良原三次の概要
- 3 稲毛飛行場
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