大空小姫(おおぞら こひめ)
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「R・PRINCESS」の記事における「大空小姫(おおぞら こひめ)」の解説
ヒロイン。16歳。12月8日生まれ、射手座のB型。一見普通の少女だが、その実体は大王により肉体を改造されたサイボーグ。そのため非常に怪力かつ頑丈で、常人離れした身体能力を持っている。明るく元気な性格だが、かなりの天然ボケ。だが、頭は良く、勉強はでき、1年生でトップである。引越し早々一夜にして家を燃やしてしまい、父の大王と共に石橋家に居候になる。背中にロケット「小小姫」(ここひめ)を背負っており、それで空を飛ぶことができるが、慣れていないらしく失敗してしまうことも。なお、「小小姫」は彼女の宝物である。甘悟と仲が良く、彼のことを「甘ちゃん」(かんちゃん)と呼んでいる。甘悟のいる高校(ピエール学園)1年桃組に転入してくる。好きな食べ物は「こうめちゃん」で、昼食の弁当でも弁当箱につめて持ってくるほど。あまりに好きすぎて、家でもそればかり食べている。なお、小姫が食べる「こうめちゃん」は特殊な物質が入っているらしい。「こうめちゃん」以外のものはなぜか食べようとせず、その理由は大王いわく「サイボーグになってから味覚が変わった」ためとのこと。最終回には、皆から快復祝いで出された料理を普通に食べていた。酒を飲むとネコミミとシッポが生え、爪が伸び、「にゃー」としか喋れなくなり、身も心もネコ化してしまう(大王いわく、「サイボーグゆえのアルコールの副作用」とのこと)。ネコ化している間はなぜかネズミを嫌う。なおネコ化は一晩寝ると治る。よく見るテレビは「笑天」、趣味は寝ること遊ぶこと、ギザギザの10円玉を集めること。特技は空を飛ぶことで、転入早々自己紹介の場でロケットで飛んでしまうが、あっさりと受け入れられる。かつては非常に病弱で、長く生きられない体だった。そのため、ずっと病院暮らしで寂しい思いをしていたが、桂一という少年との出会いから、大王に自分を治してもらうことを嘆願。骨格や内臓、筋肉など、体の一部をサイボーグに改造され、現在に至る。母親を亡くしており、時折墓参りに行っている。物語の最後でサイボーグ部分が故障し機能が停止、一時は死んでしまうが、奇跡的に臓器が活動を再生、死の淵から甦る。その後は、普通の人間と何ら変わらない毎日を送る。
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