大瀧詠一の作品とは? わかりやすく解説

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大瀧詠一の作品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/11/06 03:16 UTC 版)

日本ミュージシャン大瀧詠一の作品。

目次

シングル

発売日 タイトル b/w・c/w
1st 1972年12月10日 恋の汽車ポッポ それはぼくじゃないよ
2nd 1972年6月25日 空飛ぶくじら 五月雨
3rd 1977年7月1日 青空のように Cobra Twist
4th 1977年12月1日 霧の彼方へ 悲しき北風
5th 1978年2月1日 Blue Valentine's Day お花見メレンゲ
6th 1981年3月21日 君は天然色 カナリア諸島にて
7th 1981年6月21日 恋するカレン 雨のウエンズデイ
8th 1981年9月21日 哀愁のさらばシベリア鉄道(Organ Version) 哀愁のさらばシベリア鉄道(Guitar Version)
9th 1981年10月21日 A面で恋をして[1] さらばシベリア鉄道[2]
10th 1982年3月21日 ハートじかけのオレンジ ROCK'N'ROLL退屈男
11th 1982年5月21日 雨のウエンズデイ 恋するカレン
12th 1985年11月1日 フィヨルドの少女 バチェラー・ガール
13th 1997年11月12日 幸せな結末 Happy Endで始めよう
14th 2003年5月21日 恋するふたり 恋するふたり(Strings Version)
15th 2007年9月21日 幸せな結末(限定EP盤) 恋するふたり(限定EP盤)

アルバム

発売日 タイトル
1st 1972年11月25日 大瀧詠一
2nd 1975年5月30日 NIAGARA MOON
3rd 1976年3月25日 NIAGARA TRIANGLE Vol.1
4th 1976年10月25日 GO! GO! NIAGARA
5th 1977年3月25日 NIAGARA CM SPECIAL Vol.1
6th 1977年11月25日 多羅尾伴内楽団 vol.1
7th 1977年12月25日 NIAGARA CALENDAR'78
8th 1978年6月25日 多羅尾伴内楽団 vol.2
9th 1978年8月25日 DEBUT
10th 1978年11月25日 LET'S ONDO AGAIN
11th 1981年3月21日 A LONG VACATION
12th 1981年4月1日 NIAGARA CM SPECIAL Vol.1 2nd Issue
13th 1981年7月21日 Sing A LONG VACATION
14th 1982年3月21日 NIAGARA TRIANGLE Vol.2
15th 1982年10月1日 NIAGARA CM SPECIAL Vol.2
16th 1982年12月21日 アーリー 大瀧詠一
17th 1983年11月1日 NIAGARA CM SPECIAL (Special Issue)
18st 1984年3月21日 EACH TIME
19th 1985年6月1日 B-EACH TIME L-ONG
20th 1985年12月 SNOW TIME[3]
21th 1986年6月1日 Complete EACH TIME
22th 1991年3月21日 大瀧詠一 Song Book vol.1
23st 1995年3月24日 大瀧詠一 Song Book vol.2

ボックスセット・企画盤

発売日 タイトル
1981年4月1日 NIAGARA FALL STARS
1981年12月2日 NIAGARA VOX
1982年6月1日 NIAGARA SONG BOOK
1984年4月1日 EACH TIME SINGLE VOX
1984年4月1日 NIAGARA BLACK VOX
1984年6月1日 NIAGARA SONG BOOK 2
1986年6月1日 NIAGARA FALL STARS - 2nd Issue
1986年6月1日 NIAGARA CD BOOK
1987年6月21日 NIAGARA BLACK BOOK

20周年・30周年リイシュー盤

発売日 タイトル
2001年3月22日 A LONG VACATION 20th Anniversary Edition
2002年3月21日 NIAGARA TRIANGLE Vol.2 20th Anniversary Edition
2004年3月21日 EACH TIME 20th Anniversary Edition
2005年3月21日 NIAGARA MOON 30th Anniversary Edition
2006年3月21日 NIAGARA TRIANGLE Vol.1 30th Anniversary Edition
2006年9月21日 Go! Go! Niagara 30th Anniversary Edition
2007年3月21日 NIAGARA CM SPECIAL Vol.1 3rd Issue 30th Anniversary Edition
2007年9月21日 多羅尾伴内楽団 vol.1 & vol.2
2008年3月21日 NIAGARA CALENDAR 30th Anniversary Edition
2010年3月21日 Song Book 1 - 大瀧詠一 作品集 Vol.1 (1980-1998)
2010年3月21日 Cover Book 1 - 大瀧詠一 カバー集 Vol.1 (1978-2008)

プロデュースした代表作(アルバム)

  • SONGS』(SUGAR BABE)
  • 夢で逢えたら』(シリア・ポール)
  • 『風立ちぬ』(松田聖子、A面のみ)
  • Candy』(四月のラブレター/Rock'n'roll Good-bye)(松田聖子)
  • 『Soul Vacation』(ラッツ&スター)
  • 『Ring-a-Bell』(渡辺満里奈
  • 『PINUP GIRL』(市川実和子)(「多幸福」名義)
  • 『クレイジー・シングルズ』(ハナ肇とクレイジー・キャッツ)
  • 『ジス・イズ・ミスター・トニー谷
  • クレイジーキャッツ スーパー・デラックス』
  • 『アキラ1~4』(小林旭)
  • 植木等的音楽』

(他多数)

作曲家としての代表作品

  • 『ナイアガラ音頭:あなたが唄うナイアガラ音頭』(作詞:大瀧詠一/作曲:大瀧詠一/編曲:多羅尾伴内/歌:布谷文夫 with ナイアガラ社中)
当時、大瀧が出演していたラジオ『ゴー!ゴー!ナイアガラ』に送られてきたハガキのアイディアを元に作られた。アルバム『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』に収録されているが、シングルでは異なったヴァージョンとなっている。詳細は同アルバムの収録曲の節を参照。もともと、この曲をシングルカットする予定はなかったが、当時レーベルが置かれていたコロムビアからの要請を受けてシングルカットされた。なお、B面の「あなたが唄うナイアガラ音頭」はいわゆるカラオケ・ヴァージョンで、イントロが追加されている。当時B面にカラオケを入れることは珍しかったため、「手を抜いている」と言われたことがあったようだ。
尚、大瀧の作曲家としてチャートに載った最初の楽曲である。最高198位
のちにアルバム『A LONG VACATION』にてセルフカヴァー
  • 『風立ちぬ』(作詞:松本隆/作曲:大瀧詠一/編曲:多羅尾伴内/歌:松田聖子)
1981年12月3日に行われた「ヘッドフォンコンサート」では大瀧によるセルフカヴァーが披露された。本人曰く、これ以降は二度と歌わないとのこと。これ以前には松田聖子とのデュエットで歌っている。
のちに『SNOW TIME』で英語詞で「夏のリヴィエラ」としてセルフカヴァー。
  • 『快盗ルビイ』(作詞:和田誠/作曲:大瀧詠一/編曲:大瀧詠一・白井良明/歌:小泉今日子)
のちにデモテープを用いた大瀧とのデュエット版が作成された。『KYON3〜KOIZUMI THE GREAT 51』に収録。
角川映画探偵物語』の主題歌。『すこしだけやさしく』と両A面シングルとしてリリースされ、7週にわたってオリコン1位を記録した。
TBSわくわく動物ランド』のエンディング曲。1983年7月24日に行われたライブ「ALL NIGHT NIPPON SUPER FES. '83」でも歌唱された楽曲。
  • 『うなずきマーチ』(作詞:大瀧詠一/作曲:大瀧詠一/編曲:多羅尾伴内/歌:うなずきトリオ
ビートきよし島田洋八松本竜介の3人によるトリオの名称。『オレたちひょうきん族』内で歌われた楽曲。
  • 熱き心に』(作詞:阿久悠/作曲:大瀧詠一/ストリンスアレンジ:前田憲男/歌:小林旭)
大瀧は小林の大ファンで、小林の代表曲である「さすらい」と「惜別の唄」を掛け合わせて作ったと言っている。ちなみに「熱き心」は阿久悠が色紙によく書いていた言葉である。
  • 『実年行進曲』(作詞:青島幸男/作曲:大瀧詠一/編曲:大瀧詠一/歌:ハナ肇とクレージーキャッツ)
大瀧がこよなく愛するクレージーキャッツと、クレージーの数々のヒット曲を生み出した作曲家の萩原哲晶へのオマージュ。青島幸男の作詞を得て、往年のクレージーらしい作品になったが、大瀧同様クレイジーのファンであった所ジョージには酷評される。アレンジには昔のヒット曲のフレーズも垣間見える。
  • 夢で逢えたら』(作詞:大瀧詠一/作曲:大瀧詠一/編曲:大瀧詠一/コーラス&ストリングスアレンジ:山下達郎/歌:吉田美奈子)
ラッツ&スターのカヴァーでも知られるように、現在日本の歌謡曲としては最も多くのカヴァーバージョンの存在する楽曲だが、大瀧自身によっては一度も歌われていない。吉田のオリジナルはシングルカットされたが、ヒットチャート100位にも入らず売れていなかった。
  • 『うれしい予感』(作詞:さくらももこ/作曲:大瀧詠一/編曲:CHELSEA/歌:渡辺満里奈)
「君は天然色」の姉妹曲として作られた曲。アニメ「ちびまる子ちゃん」のオープニングテーマ。シングルとアルバムのバージョンは違っている。井上鑑がストリングアレンジしたストリングが入ったり、「あの子に」の大瀧によるコーラスが無かったり知久寿焼のハーモニカの後にメロディーと歌詞が追加されていたりとかなり違っている。歌い方も若干違っているので録り直したと思われる。シングル等にクレジットされてはいないが、コーラスアレンジを山下達郎が手がけ、コーラス(多重録音コーラス)でも参加している。「SNOW TIME」に収録されたインストバージョンは、アルバムバージョンの物である。シングルバージョンは、「MAX JAPAN 2」、「まるまるちびまる子ちゃん」、「音壁 JAPAN」に収録されている。
アルバムバージョンのオリジナルはアルバム「Ring-aーb-Bell」にしか収録されていない。バージョン違いのアルバムバージョンとしては「大瀧詠一 Song Book I-大瀧詠一作品集Vol.1(1980-1998)-」Cメロを省略したシングルと同じ収録時間に編集したバージョンが収録されている。ただライナーノーツでは、バージョンの違いには触れられていない。

トリビュート・アルバム

脚注

  1. ^ 『A面で恋をして』のシングルバージョンは、オムニバス盤『青春歌年鑑 '82 BEST30』などに収録される形でCD化されている。
  2. ^さらばシベリア鉄道』は太田裕美もカバーしているが、この際に編曲を一任した萩田光雄が大瀧バージョンのオケを聞いて「よく出来たデモテープですね」と話した(CDボックスセット『太田裕美の軌跡』のライナーの大瀧のインタビューより)。
  3. ^ 1985年当時はプロモーション用に配布されたのみで非売品。1996年にCDで再発された。



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