大坂の陣を描いた屏風一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 06:29 UTC 版)
「大坂夏の陣図屏風」の記事における「大坂の陣を描いた屏風一覧」の解説
作品名技法形状・員数所有者年代備考大阪冬の陣図屏風 紙本淡彩 六曲一双 東京国立博物館 江戸後期から幕末 木挽町狩野家に伝来した模写。原本は狩野興以の工房で作られた「大坂攻之図屏風」の下絵、または完成品の模写だと推測されるが、完成品は所在不明。もともと10扇分しかなく、付属の覚書を分解して両端の扇に貼り付け六曲一双としている。これを元に完成品を想定したデジタル彩色による復元が行われた。 大阪冬の陣図屏風 六曲一双 大阪城天守閣 1986-90年(昭和61年-平成2年) 上記の作品を大阪城研究家の武内勇吉が5年の歳月をかけ肉筆模写した作。 大阪冬の陣図屏風 2巻 京都市立芸術大学資料館 江戸中期 粉本 大阪夏の陣図屏風 紙本金地著色 六曲一双 大阪城天守閣 江戸前期 本項目で記述 大阪夏の陣図・屋島合戦図屏風 紙本金地著色 六曲一双 出光美術館 江戸中期 長谷川等意(江戸中期の長谷川派絵師という以外詳細不明)筆 大阪夏の陣図屏風 六曲一隻 彦根城博物館 江戸後期 5月6日に起きた若江合戦における井伊直孝隊の奮戦の様子を描く。絵師のものと見られる「清成」という落款があるが、詳細不明。 大坂之陣図屏風 紙本著色 六曲一隻 石川県立歴史博物館 江戸時代 下記の「大坂夏の陣図屏風」左隻の図様に酷似。 大坂夏の陣図屏風 六曲一双 所在不明 江戸後期か 大阪城天守閣(大阪市経済局)編集『大阪築城四〇〇年記念 大阪城四〇〇年の歴史展』(大阪城天守閣特別事業委員会編集、1983年10月1日、pp. 42–43)に掲載。独自の図様。
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