狩野興以とは? わかりやすく解説

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狩野興以

読み方かのう こうい

江戸前期狩野派画家下野国足利生。姓は松屋、名は定信、字は中里別号に興意、通称弥左衛門、のち刑部少輔称する狩野光信高弟紀州徳川家仕え、のち法橋叙せられる。牧谿雪舟等の水墨画古典的画法研究し人物山水草花等を能くした。光信の弟孝信の三子探幽・尚信・安信指南託され、その功を以て狩野の名を許された。寛永13年(1636)歿、享年未詳

狩野興以

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/25 13:50 UTC 版)

狩野 興以(かのう こうい、生年不詳 - 寛永13年7月17日1636年8月17日)は、安土桃山時代から江戸時代狩野派(江戸狩野)の絵師。元の姓は松屋、通称・弥左衛門、あるいは弥兵衛。


  1. ^ 江戸中期の国学者檜山坦斎が著した『皇朝名画拾彙』に「下野州足利人或伊豆人」とある。
  2. ^ 興以の長男興甫の子孫の家に伝えられた家系図より(土居次義『近世日本絵画の研究』323頁)。
  3. ^ 京都市文化市民局文化芸術都市推進室文化財保護課編集発行 『京都市文化財ブックス第21集 京の障壁画ー京都市指定・登録障壁画集成ー』 2007年2月13日、pp.68-69。
  4. ^ 高知県立歴史民俗資料館編集・発行 『《白隠禅師250年遠諱記念 特別展》 今を生きる禅文化 ―伝播から維新を越えて―』 2017年10月14日、第91図。


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