大会の末期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 15:45 UTC 版)
日本は、女子の10連覇を含め、男女とも優勝、もしくは上位入賞していた。 ただ、この大会の時期が全日本実業団駅伝や全日本実業団女子駅伝の各地区予選、箱根駅伝に向けたチーム内のメンバー選考レース(ハーフマラソンや記録会)などもあり、大会後期はナショナルチームも学生選抜も思うように選手を集められない傾向にあった。 学生選抜チームの選手選考は女子が10月の全日本大学女子駅伝、男子が10月の出雲全日本大学選抜駅伝と11月の全日本大学駅伝で好タイムを出した選手が選ばれていた。 また、海外チームの数も減少傾向にあり、以前は16カ国程度が出場した年もあったが末期は10カ国程度(2012年は12カ国、2013年と2014年は10カ国)にとどまり、日本がナショナルチームに学生選抜チーム、千葉県選抜チームの3チームをエントリーしている状況であった。 このような状況の中、2015年は11月に第27回大会を予定していたものの、前述の理由により有力選手が集まらないこと、また選手の強化や育成、競技の普及、国際交流の創出については一定の成果を挙げて既に大会の役割を終えたとし、2014年の第26回大会を最後に廃止となることが2015年5月28日に日本陸上競技連盟から発表された。
※この「大会の末期」の解説は、「国際千葉駅伝」の解説の一部です。
「大会の末期」を含む「国際千葉駅伝」の記事については、「国際千葉駅伝」の概要を参照ください。
- 大会の末期のページへのリンク