売春産業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/03 09:22 UTC 版)
詳細は「タイ王国の売春」を参照 タイの性風俗店は日本や外国諸国に比べて非常に安価で充実しており、それを目当てにタイに訪れる旅行者も多い。以前は夜遅くまで営業していたが、チナワットの政策によって深夜営業が禁止され、午前1時前後で閉店するようになった。主な風俗はマッサージパーラー、ゴーゴーバー、カラオケなどがある。 マッサージパーラー 日本のソープランドとほぼ同等のサービスを受ける。最大の特徴は日本のソープランドがアルバムによる写真指名なのに対して、マッサージパーラーは雛壇に座っている10~50人程度の女性をガラス越しに直接見て選ぶことができる点である。雛壇を眺めながら飲食ができる店が主流である。料金は女性を選んだ時点で全て支払うが、部屋に入る時に二人分のドリンク代を別で払うことが多い。 ゴーゴーバー パッポン通りやナナ・プラザといった歓楽街に数多く存在する。店内は暗くなっており大音量のダンスミュージックがかかる中、店内中央に設けられたステージで水着を着た女性が踊っている。通常、1杯のドリンク代だけで何時間でもダンスを眺めていることができる。気になる女性がいれば女性の分のドリンク代を支払って、自分の席につかせて会話を楽しめる。意気投合すれば店にお金を支払い(ペイバー)、その女性と店外デートをする。 カラオケ タニヤと呼ばれる日本人街に多く存在する。一時間当たりいくらという料金制。好みの女性を選んで自分の席につかせ、会話を楽しんだり歌を歌ったりもできる。女性と意気投合すればゴーゴーバーのように店外デートもできる。 これらの売春行為は人権的な問題以外に、エイズなどの性病を蔓延させる原因にもなっている。その被害は国内に留まらず、観光客などを通じて外国に広まる事もある。
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