基本的な対応要領
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 14:45 UTC 版)
「暴力追放青森県民会議」の記事における「基本的な対応要領」の解説
日常が偽善に満ち溢れた暴力団関係者は、常日頃から様々な金銭獲得手段を考える利益至上主義思考であり、暴力を伴う不当要求は日常茶飯事の出来事として行われるため、暴力団が関与する様々な各種犯罪は治安を悪化させる主要要因となっている。青森県では、暴力団を社会から排除し、根絶するために県民全員が「暴力団追放三ない運動」を確実に実行するべきとし、依然として絶えない不当要求に対して暴力団対応の基本姿勢を「暴力団対応10原則」に付け加えている。 暴力団関係者との対応要領として、基本的な心構え3点を掲示しており、仕返し、いわゆる「お礼参り」など絶対にないよう警察への通報、暴力追放青森県民会議への相談が必要としている。 1.毅然とした態度(恐れるな、侮るな) あらゆる技法を駆使して金銭を取ることが目的であるため、直接的に暴行、障害を加えることは稀である。必要以上に恐れることはないが、目的の為には手段を選ばない(ルールを守らない)脅しの本職であるので決して侮ってはいけない。 2.信念と気迫 暴力団員は強い者に弱く、弱い者には限りなく強く、相手を屈するためには共同体を築くものである。法令遵守意識を持った強い信念と、対決する気迫をもって折衝にあたることが必要である。 3.冷静な対応(挑発にのるな、挑発するな) 暴力団員は、偽善に満ち満ちた心理操作技法を常に用い、相手を挑発し失言を誘ったり、言葉尻をとらえ、誘導したり暗示的に無理難題を押しつけて来る。また、感情の自制が欠落しているため、冷静さを失って見境無く暴力に及ぶことがある。
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