国鉄色塗装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 15:50 UTC 版)
「秩父鉄道1000系電車」の記事における「国鉄色塗装」の解説
埼玉県さいたま市内に鉄道博物館が2007年(平成19年)10月14日に開館したのに合わせて、12本在籍する編成のうち4本が101系で使用された国鉄色を模した塗装に変更されている。 最初の編成は同年7月末に変更された1011号編成で、オレンジバーミリオン(朱色1号)一色とされ、同年9月1日・2日に運行された臨時急行から運用を開始した。2編成目は1001号編成がスカイブルー(青22号)一色に塗り替えられ、同年10月14日の臨時急行から運用を開始した。3編成目は1012号編成でカナリアイエロー(黄5号)一色に塗り替えられ、同年11月24日の臨時急行から運用を開始した。また、2008年4月5日には4編成目として1009号編成がウグイス色(黄緑6号の地色で先頭車前面にカナリアイエローの帯を加えた関西本線塗装)に塗り替えられ、他の3編成と同様に臨時急行から運用を開始した。これらの編成は先頭車前面の車両番号表記が種別表示器上部から助士席側窓ガラス内側上部に掲出されるプレートに変更されている。このプレートはJR東日本の首都圏エリアの通勤形電車に掲出される編成札のスタイルに近く、国鉄時代をイメージしたものとされる。 なお、2010年(平成22年)3月25日に7500系が投入されたことに伴い、オレンジバーミリオン編成は廃車となった。その後、同年12月にカナリアイエロー編成が、2011年(平成23年)2月にウグイス編成が廃車となった。 1003号編成は、2011年5月14日に開催された「わくわくチャリティーフェスタ」で車体塗装変更の投票が行われた結果、最多投票となったオレンジバーミリオン塗装となり、同年8月25日から運用を開始した。本系列のオレンジバーミリオン編成の登場は1年5か月ぶりとなった。
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