名城大学時代
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2013年3月で名古屋大学を定年退職し、4月には名誉教授に就任。同年4月には名城大学理工学部メカトロニクス工学科教授に学科創設と同時に就任。また、北京理工大学でも教授を務める(千人計画特別招聘教授)。2014年には日本機械学会のロボティクス・メカトロニクス部門の欧文誌として『ROBOMEC Jounarl』を創刊し、編集委員長を務める。2015年には「ロボット工学研究功績」により紫綬褒章を受章し、2016年1月にホテルナゴヤキャッスルで祝賀会が催された。2015年時点で名古屋大学福田研究室で博士号を取得した学生は94名に及び、2018年には101人に達している。 2018年にはIEEEの会長選挙に、理事会推薦ではなく会員から署名を集めて立候補。福田は会員数の増加、会費見直し、財政の透明化改善などを掲げ、インターネット投票で2位に5千票以上の差をつけてトップとなり、次期会長に選出される。この時、小菅一弘も副会長の一人に選出された。2020年にはIEEEでアジア人で初めての会長職に就任(任期は1年)。また、同年8月には科学技術担当大臣の竹本直一と対談している。 高西淳夫が所長を務める早稲田大学ヒューマノイド研究所では顧問を務め、2021年1月にはU-18障害者も楽しめるe-sports協会「edge」の会長にも就任。2021年現在、早稲田大学の特任教授や名古屋大学未来社会創造機構ナノライフシステム研究所の客員教授、科学技術振興機構ムーンショット型研究開発制度の目標3「2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現」構想ディレクターを務める。
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