各務の舞台とは? わかりやすく解説

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各務の舞台

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村国座

(各務の舞台 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/18 23:57 UTC 版)

村国座
村国座
情報
用途 芝居小屋
延床面積 576.35 m²
所在地 509-0104
岐阜県各務原市各務おがせ町3-46
座標 北緯35度25分11.6秒 東経136度54分20.2秒 / 北緯35.419889度 東経136.905611度 / 35.419889; 136.905611 (村国座)座標: 北緯35度25分11.6秒 東経136度54分20.2秒 / 北緯35.419889度 東経136.905611度 / 35.419889; 136.905611 (村国座)
文化財 重要有形民俗文化財
指定・登録等日 1974年昭和49年)11月19日
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改修前の村国座の廻り舞台(1977年2月)

村国座(むらくにざ)は、岐阜県各務原市にある芝居小屋。

概要

村国神社の境内にあり、元々は村国神社の奉納する芝居歌舞伎)を行なう場所である。村国神社奉納歌舞伎は2023年現在、子供歌舞伎として存続しており[1]、毎年10月第2土曜日・日曜日に行なわれている。

大規模な改修がされておらず、江戸時代~明治時代の地方の芝居小屋として貴重である事から、1974年(昭和49年)11月19日に各務の舞台(かがみのぶたい)として国指定重要有形民俗文化財に指定されている[2][3]

各務原市の条例での名称は国指定重要有形民俗文化財各務の舞台である[4]

2000年代に入ってから建物全体の老朽化及び大きく傾いていることがわかり、2006年から2009年に建物全体の修復や基礎工事、耐震補強工事を含めた「平成の大修理」が行われた[5][6]。大修理後は本格的な舞台照明や音響設備が設置され、歌舞伎以外の公演にも使用されている[5]

年表

建物概要

切妻造の建物。小規模な芝居小屋とはいえ、回り舞台、仮花道、太夫座、奈落を備えている。桟敷席は1階と2階にある。劇場形式の農村舞台である。

桁行22.26m、梁間12.1m[3]。建物の延床面積は576.35m2[8]

利用案内

  • 所在地:岐阜県各務原市各務おがせ町3-46
  • 使用時間:9:00 - 21:00[4][9]
  • 休館日:12月29日 - 1月3日[4][9]

利用にあったては事前予約が必要。また、見学(事前予約制、有料)も可能[9]

交通アクセス

公共交通機関

自動車

周辺施設

岐阜県の芝居小屋

岐阜県(美濃国飛騨国)は地芝居が盛んな地域であり、江戸時代から20世紀前半に建設された木造芝居小屋が現存する。

参考画像

脚注

  1. ^ a b 子供歌舞伎”. 各務原市. 2023年6月17日閲覧。
  2. ^ 国指定文化財”. 各務原市. 2023年6月17日閲覧。
  3. ^ a b 各務の舞台(国指定文化財等データベース)
  4. ^ a b c 国指定重要有形民俗文化財各務の舞台の管理及び活用公開に関する条例
  5. ^ a b c 村国座とは”. 各務原市. 2023年6月17日閲覧。
  6. ^ a b 平成の大修理”. 各務原市. 2023年6月17日閲覧。
  7. ^ 広報各務原№1098(平成21年2月1日)” (PDF). 各務原市 (2009年2月1日). 2023年6月17日閲覧。
  8. ^ a b c 各務原市社会教育系施設(文化財)個別施設計画” (PDF). 各務原市. 2023年6月17日閲覧。
  9. ^ a b c d e f 施設利用案内”. 各務原市. 2023年6月17日閲覧。

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