皆楽座
名称: | 皆楽座 |
ふりがな: | かいらくざ |
登録番号: | 21 - 0081 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造平屋建、瓦葺、建築面積168㎡ |
時代区分: | 明治 |
年代: | 明治31 |
代表都道府県: | 岐阜県 |
所在地: | 各務原市鵜沼羽場町1-217 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | 『各務原市の農村舞台』(各務原市歴史民俗資料館,1995年) |
施工者: | |
解説文: | 市東部の津島神社境内南寄りに建つ。桁行15m,梁間10mとした切妻造,桟瓦葺,妻入で,正面以外の三方に下屋を廻す。舞台正面の軒を彫刻持送板で出桁を支えて高くし,本殿に向かって構える。囃子座,楽屋,廻舞台,奈落を完備した本格的なつくり。 |
建築物: | 田無神社参集殿 白鬚神社社務所 百済寺本坊喜見院書院 皆楽座 盛田牧場馬頭観音堂奥殿 盛田牧場馬頭観音堂拝殿 真宗大谷派四日市別院太鼓楼 |
皆楽座
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/30 14:12 UTC 版)
皆楽座 | |
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情報 | |
用途 | 農村歌舞伎舞台 |
建築面積 | 168 m² |
所在地 | 〒509-0135 岐阜県各務原市鵜沼羽場町1-216 |
座標 | 北緯35度24分15.7秒 東経136度55分17秒 / 北緯35.404361度 東経136.92139度座標: 北緯35度24分15.7秒 東経136度55分17秒 / 北緯35.404361度 東経136.92139度 |
文化財 | 登録有形文化財 |
指定・登録等日 | 2006年3月27日 |
皆楽座(かいらくざ)は、岐阜県各務原市鵜沼羽場町1-216にある建築物(農村歌舞伎舞台)。
中山道鵜沼宿近くの津島神社境内にある。各務原市の文化・教養施設であり、市民の文化活動及び地域活動の拠点となっている[1]。主に地域活動やサークル活動の他、ミニコンサートなどのイベント会場として利用されている。
歴史
竣工
初代の皆楽座は1882年(明治15年)頃に竣工したが、1891年(明治24年)の濃尾地震で倒壊した。1898年(明治31年)、2代目の皆楽座が竣工した[2]。建設にあたっては倒壊した建物の資材を再利用している。
顕彰
2006年(平成18年)3月27日には登録有形文化財に登録された[3][4]。2006年(平成18年)5月1日には各務原市指定有形民俗文化財に指定された[5]。
建築

切妻造、桟瓦葺の建物であり、桁行15m、梁間10m。建築面積は168m2[2]。延床面積は217.88m2[6]。
津島神社の拝殿を兼ねており、桟敷席などの客席は設けられていない。小規模な農村歌舞伎舞台とはいえ、廻り舞台、囃子座仮、楽屋、奈落を備えている[2]。舞台の面積は155.13m2、奈落の面積は54.19m2[7]。
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扁額
利用案内
利用にあたっては、鵜沼福祉センターの窓口での事前申し込みが必要[7]
交通アクセス
- 名鉄各務原線羽場駅より徒歩で約7分。
- 各務原市ふれあいバス 鵜沼線・東西線・東西線朝夕便「鵜沼市民サービスセンター」バス停より徒歩約3分。
周辺施設
- 鵜沼市民サービスセンター
- 鵜沼福祉センター
- うぬま第二幼稚園
- 合歓の木幼稚園
- 各務原市消防本部東部方面消防署
岐阜県の芝居小屋
岐阜県は地芝居が盛んな地域であり、江戸時代から昭和時代に建設された芝居小屋や農村歌舞伎舞台が残っている。主な芝居小屋や農村歌舞伎舞台は以下のとおりである。
- 鳳凰座(下呂市)
- 白雲座(下呂市)
- 黒川の東座(加茂郡白川町)
- 蛭子座(中津川市)
- かしも明治座(中津川市)
- 常盤座(中津川市)
- 五毛座(恵那市)
- 熊野座(恵那市)
- 美濃歌舞伎博物館 相生座(瑞浪市)
- 村国座(各務原市)
- 皆楽座(各務原市)
脚注
関連項目
外部リンク
- 施設案内 皆楽座 各務原市
固有名詞の分類
- 皆楽座のページへのリンク