皆殺しの挽歌とは? わかりやすく解説

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皆殺しの挽歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/25 08:01 UTC 版)

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皆殺しの挽歌
ZZトップスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ハードロックブルースロックサザン・ロック
時間
レーベル ワーナー・ブラザース・レコード
プロデュース ビル・ハム
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 19位(オーストリア[1]
  • 24位(アメリカ[2]
  • ZZトップ 年表
    ベスト・オブ・ZZトップ
    (1977年)
    皆殺しの挽歌
    (1979年)
    エル・ロコ
    (1981年)
    テンプレートを表示

    皆殺しの挽歌』(原題:Degüello)は、アメリカ合衆国ロックバンドZZトップ1979年に発表した6作目のスタジオ・アルバムワーナー・ブラザース・レコード移籍第1弾アルバムとして発表された。

    背景

    前スタジオ・アルバム『テハス』(1976年)発表に伴うツアーの終了後、ZZトップは活動を休止しており、その間にマネージャーのビル・ハムがワーナー・ブラザース・レコードとの契約を得た[3]

    「アイ・サンキュー」は、1968年にサム&デイヴの歌唱でヒットした曲のカヴァー。「ダスト・マイ・ブルーム」はブルースのスタンダード・ナンバーで、ロバート・ジョンソンの「I Believe I'll Dust My Broom」が原曲だが、ZZトップはエルモア・ジェームスが1951年に録音したヴァージョンに基づいている[4]

    アルバムのクレジットには明記されていないが、ZZトップは本作収録曲「チンピラ・ダンディ」で初めてシンセサイザーを導入した[5]

    反響・評価

    本作はアメリカのBillboard 200で24位に達し、本作からのシングルは「アイ・サンキュー」がBillboard Hot 100で34位、「チンピラ・ダンディ」が89位に達した[2]

    Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて「1973年の『トレス・オンブレス』以来の傑作」「"Cheap Sunglasses"や"Fool for Your Stockings"が示しているように、グルーヴはよりハードかつ滑らかになり、また、彼らの斜に構えた感性やユーモアが強く出始めた」と評している[6]

    収録曲

    特記なき楽曲はビリー・ギボンズ、ダスティ・ヒル、フランク・ベアードの共作。

    1. アイ・サンキュー "I Thank You" (Isaac Hayes, David Porter) – 3:25
    2. あの娘はクルマに夢中 "She Loves My Automobile" – 2:23
    3. アイム・バッド、アイム・ネーションワイド "I'm Bad, I'm Nationwide" – 4:53
    4. ア・フール・フォー・ユア・ストッキング "A Fool for Your Stockings" – 4:16
    5. マニック・メカニック "Manic Mechanic" – 2:36
    6. ダスト・マイ・ブルーム "Dust My Broom" (Elmore James) – 3:09
    7. ローダウン・イン・ザ・ストリート "Lowdown in the Street" – 2:50
    8. ハイ・ファイ・ママ "Hi Fi Mama" – 2:25
    9. チンピラ・ダンディ "Cheap Sunglasses" – 4:48
    10. ひとりぼっちのエスター "Esther Be the One" – 3:31

    参加ミュージシャン

    脚注




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