アンテナ (ZZトップのアルバム)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アンテナ (ZZトップのアルバム)の意味・解説 

アンテナ (ZZトップのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/28 18:21 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
アンテナ
ZZトップスタジオ・アルバム
リリース
録音 アーデント・スタジオ
ジャンル ハードロックブルースロック
時間
レーベル RCAレコード
プロデュース ビル・ハム、ビリー・ギボンズ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(スウェーデン[1]
  • 2位(オーストリア[2]
  • 3位(イギリス[3]、スイス[4]、ドイツ[5]
  • 4位(ノルウェー[6]
  • 10位(オランダ[7]
  • 13位(ニュージーランド[8]
  • 14位(アメリカ[9]
  • 30位(日本[10]
  • 40位(オーストラリア[11]
  • ZZトップ アルバム 年表
    グレイテスト・ヒッツ
    (1992年)
    アンテナ
    (1994年)
    ワン・フット・イン・ザ・ブルース
    (1994年)
    テンプレートを表示

    アンテナ』(Antenna)は、アメリカ合衆国ロックバンドZZトップ1994年に発表した11作目のスタジオ・アルバム。バンドは1992年に3千万ドル以上の契約金でRCAレコードへ移籍し[12]、本作は移籍第1弾アルバムとしてリリースされた。

    背景

    本作のタイトルは、バンドに大きな影響を与えた1950年代から1960年代のロック・ラジオ局に敬意を表したものであり[13]、フランク・ベアードは本作のライナーノーツで「アンテナが俺達を結びつけたと言ってもいい」とコメントしている[14]。ビリー・ギボンズによれば、本作のレコーディングでは「ギターのトラックをデカくすることはできる。それをボーカルでやってみたらどうだろう?」という発想から、ボーカルのオーバー・ダビングが試みられたという[15]

    日本盤やヨーロッパ盤には「エヴリシング」がボーナス・トラックとして収録された。

    反響

    バンドの母国アメリカではBillboard 200で最高14位に終わり、『イリミネイター』(1983年)以降のスタジオ・アルバムとしては初めてトップ10入りを逃す結果となる[9]。1994年3月にRIAAによってゴールドディスクに認定され、同年6月にはプラチナディスクに認定された[16]

    全英アルバムチャートでは3位に達したが、チャート圏内に入ったのは6週だけで、本作を最後にバンドはイギリスでトップ10から遠ざかる[3]。スウェーデンのアルバム・チャートでは3週連続で1位を獲得した[1]

    本作からの第1弾シングル「ピンクッション」は『ビルボード』のメインストリーム・ロック・チャートで1位となり[9]全英シングルチャートでは15位に達した[17]。続く「ブレイクアウェイ」はメインストリーム・ロック・チャートで7位[9]、全英60位[17]を記録。また、メインストリーム・ロック・チャートではその後「ガール・イン・ア・Tシャツ」が27位、「ファズボックス・ヴードゥー」が30位となった[9]

    収録曲

    特記なき楽曲はビリー・ギボンズ、ダスティ・ヒル、フランク・ベアードの共作。

    1. ピンクッション "Pincushion" – 4:33
    2. ブレイクアウェイ "Breakaway" (Billy Gibbons) – 4:57
    3. ワールド・オブ・スワール "World of Swirl" (B. Gibbons) – 4:08
    4. ファズボックス・ヴードゥー "Fuzzbox Voodoo" – 4:42
    5. ガール・イン・ア・Tシャツ "Girl in a T-Shirt" (B. Gibbons) – 4:10
    6. アンテナ・ヘッド "Antenna Head" – 4:42
    7. PCH "PCH" – 3:57
    8. チェリー・レッド "Cherry Red" (B. Gibbons) – 4:38
    9. カヴァー・ユア・リグ "Cover Your Rig" – 5:49
    10. リザード・ライフ "Lizard Life" – 5:09
    11. ディール・ゴーイン・ダウン "Deal Goin' Down" – 4:06

    ボーナス・トラック

    1. エヴリシング "Everything" – 3:54

    参加ミュージシャン

    脚注


    「アンテナ (ZZトップのアルバム)」の例文・使い方・用例・文例



    英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
    英語⇒日本語日本語⇒英語
      

    辞書ショートカット

    すべての辞書の索引

    「アンテナ (ZZトップのアルバム)」の関連用語

    アンテナ (ZZトップのアルバム)のお隣キーワード
    検索ランキング

       

    英語⇒日本語
    日本語⇒英語
       



    アンテナ (ZZトップのアルバム)のページの著作権
    Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

       
    ウィキペディアウィキペディア
    All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
    この記事は、ウィキペディアのアンテナ (ZZトップのアルバム) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
    Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
     Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
    この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
    浜島書店 Catch a Wave
    Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
    株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
    Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
    研究社研究社
    Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
    日本語WordNet日本語WordNet
    日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
    WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
    日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
    Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
    「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
    EDRDGEDRDG
    This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

    ©2025 GRAS Group, Inc.RSS