各作品での動向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 08:41 UTC 版)
『アイアンマン』 2009年にアフガニスタンでジェリコのデモンストレーションを成功させて帰路についていたトニーをスターク社の兵器で襲撃。キャンプへ拉致し、解放の条件として自分らにジェリコを作るように命じる。だが、トニーとインセンに対して扉ののぞき窓から内部を覗いたり、カメラ越しの監視程度に見張り役が終始したため、反撃用のパワードスーツ開発を許してしまった。インセンに致命傷を与えたが、トニーには保有兵器を破壊されて脱出され、打撃を負った。 その後、オバディアからの横流しで入手したジェリコを用いてグルミラで猛威を振るい、ラザも回収したマーク1の残骸を用いてオバディアと交渉するものの、“アイアンマン・アーマー マーク3”を装着したトニーや、ラザを見限ったオバディアらによって双方に関わったゲリラが全て一網打尽にされたため失敗に終わり、アフガニスタン支部は全滅する。 『アイアンマン2』 本作ではモスクワにおいて構成員の一人がイワン・ヴァンコ/ウィップラッシュに偽造パスポートを密売している。 『アイアンマン3』では、本作の時点での組織と構成員は登場しないが、キリアンによって、世間へエクストリミスの不適合者の爆死事件をテロと見せかけるために本組織の名と旗章を利用されてしまう。 『王は俺だ』 本作では、逮捕・収監されたスラッタリーへの対処としてノリスらを差し向け、前述のとおりスラッタリーの身柄確保に成功している。 『アントマン』 本作では、ダレン・クロスが“ピム・テック”本社屋で開催した“イエロージャケット”のセールスプロモーションや披露会に構成員が参加。しかし披露会において、イエロージャケットの売り渡しを阻止しようと乗り込んでいたピム父娘やスコット・ラング/アントマンとの乱闘に巻き込まれ、構成員がスコットに殴り倒されたため、イエロージャケット入手は失敗に終わる。 『シャン・チー/テン・リングスの伝説』 本作では、組織の詳細が明らかになり、メインヴィランの勢力として登場。ウェンウーが決定したリーをター・ローから救い出す目的を果たすため、物語前半では、サンフランシスコでレーザー・フィストらがシャン・チーを襲撃。バスの車内で激しい格闘戦を繰り広げ、彼の身柄の捕縛には失敗するも、シャン・チーが持っていたペンダントの奪取は成功。続いてマカオでゴールデン・ダガーズ・クラブに乗り込み、シャーリンや居合わせたシャン・チーたちにも襲いかかり、高層ビルの外周の足場を戦地に激闘を展開。ウェンウーが駆け付けたこともあって、シャーリンのペンダント奪取だけでなく、彼女とシャン・チーを捕らえて本部への連行を果たした。 ペンダントの効果でター・ローへの逕路が明らかになると、ウェンウーの指示で現地への襲撃を清明節の日に決行。ター・ローに侵攻すると、シャン・チーたちが加わった現地の戦士たちと大乱闘となるも、やがて解き放たれたドウェラー・イン・ダークネス率いる魔物の群れに対して、皮肉にもター・ローの戦士たちと共闘することになった。出現した“グレート・プロテクター”の助力を得たシャン・チーたちによって魔物の群れが全て倒されると、残されたレーザー・フィストらは、灯籠流しに参加して今回の戦いで命を落としたウェンウーをはじめとする組織の戦士たちを偲んだ。 物語のラストではシャーリンが長の座に就き、彼女の下で組織はゴールデン・ダガーズ・クラブを組み込み、女性の武道家も多数在籍するように再編される。
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