アフガニスタン支部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 08:41 UTC 版)
「テン・リングス」の記事における「アフガニスタン支部」の解説
アフガニスタン支部の構成員は、アラブ系の男性で占められる。 登場作品 - 『アイアンマン』 ラザ・ハミドゥミ・アル=ワザール(Raza Hamidmi Al-Wazar) 演 - ファラン・タヒール 日本語吹替 - 山野井仁、佐々木勝彦 アフガニスタン支部のリーダーで、鋭い目つきとスキンヘッドが特徴。高学歴で英語も流暢に話す。チンギス・ハンを崇拝し、彼のようにアジア地域の武力制圧を目標としている。捕虜の拷問に容赦無く水責めを行ったり、焼けた石炭を押し当てようとする冷酷で残忍な男である。 オバディアと裏で繋がっており、スターク社製兵器を裏取引する代わりにある人物の殺害を依頼され拉致するが、それがトニーだと知り、報酬に見合わぬとして殺害を拒否。トニーにジェリコを開発・提供させて、利用しようと目論むものの、マーク1に身を包んだトニーに返り討ちにされ、脱出を許してしまった。 だがトニーが逃亡した後、砂漠に散乱していたマーク1の残骸およびその設計図を入手。それらを取引材料に、オバディアへ「パワードスーツの軍団による世界征服」を持ちかけるが、オバディアの“ソニック・テイザー”を使った不意打ちを受け身動きがとれなくなってしまい、その場にいた部下たち共々殺害される。 アブ・バカール(Abu Bakaar) 演 - サイード・バッドレヤ アフガニスタン支部のゲリラの一人で、ラザの部下たちの代表的な男。捕虜となったトニーとインセンにジェリコ製作を要求。だが頭が弱く、英語は話せないため、トニーとインセンの「(要求承諾は)嘘だ」という呟きは理解できなかった。 トニーの脱走時での行動は描写されなかったが、物語中盤で複数のゲリラを率いてグルミラを襲撃。現地の成人男性を「犬」呼ばわりしながら捕縛しようとするなど村人たちに暴行を働くが、現れたトニーに仲間たちを一蹴されてしまい、別の仲間へ連絡しようとしたところへトニーに捕まって、村人たちに身柄を差し出される。 ホー・インセン 捕虜である外科医兼物理学者のアフガニスタン人。後に同じ捕虜となったトニーを治療し、彼を奮起させて共に脱走を計画するが、トニーのために身体を張って囮となりゲリラの反撃で絶命する。 トニー・スターク 後にパワードスーツを装着するヒーロー“アイアンマン”となる大富豪の天才発明家兼慈善家。アフガニスタンで成功させたジェリコのデモンストレーションの帰路で組織の襲撃を受けて重傷を負い、捕虜となるが、インセンの支えと自己犠牲を受けて脱走する。
※この「アフガニスタン支部」の解説は、「テン・リングス」の解説の一部です。
「アフガニスタン支部」を含む「テン・リングス」の記事については、「テン・リングス」の概要を参照ください。
- アフガニスタン支部のページへのリンク