可変抵抗とは? わかりやすく解説

可変抵抗器

(可変抵抗 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/11 10:08 UTC 版)

可変抵抗器(かへんていこうき、英語: variable resistor)とは抵抗値を変更することができる抵抗器のこと。直線状または円周上に形成された抵抗体の上を可動する金属接点(可動接点)があり、抵抗体の両端子と可動接点との間で抵抗値の変更を可能にする。




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可変抵抗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/10 07:13 UTC 版)

ポテンショメータ」の記事における「可変抵抗」の解説

ボリューム音量)の調整用など、頻繁に抵抗値変えたい用途使われる抵抗で、Cの字型状や線分状のむきだし抵抗体摺動子またはワイパー呼ばれる部分スライドする接点)から構成される日本ではバリオームないしはボリューム呼ばれることも多い。略号VRvariable resistor)。 回転角度と抵抗値特性カーブにはA/B/Cの三種類がある。人間聴覚特性合わせて音量調整用には特にA型ボリューム使用される抵抗器2段3段重ねられている「2連~3連ボリューム」や回転軸内外2軸になっており二重つまみで別々に調整できる「2重ボリューム」がある。ステレオ左右音量調整する用途用いられている。通信工業測定機器精密機器用には外気遮断されモールド型のものが使用されるが、試作品安価な民生用には抵抗体保護する簡易な金属缶で覆っただけのものが用いられる回転軸には一般につまみを装着して使用されるが、単なる丸棒であった切り欠きがついていたり、スリ割りローレット切ってあったり、また長さ用途によってまちまちである。回転軸パネル装着用のネジ切られ軸受けの間には高粘度グリス塗布されており、この粘度が軸の回転トルク決定している。半固定抵抗用途使用される場合にはマイナスのドライバー回転できるよう軸上面に溝が切ってあるだけのものもある。電源スイッチ組み込まれているものもあり回転左端スイッチが入るもの、押しボタンスイッチ組み込まれたものなどがある。近年携帯機器への組み込み需要基板直付けなど)からより小型化し、かつ信頼性に勝る製品登場して旧来の形態より面目一新見られている。

※この「可変抵抗」の解説は、「ポテンショメータ」の解説の一部です。
「可変抵抗」を含む「ポテンショメータ」の記事については、「ポテンショメータ」の概要を参照ください。

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