古賀賞とは? わかりやすく解説

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古賀賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/25 13:34 UTC 版)

古賀賞(こがしょう)とは、動物園および水族館での個体繁殖においてすぐれた功績のあった国内の組織団体に授与される賞。上野動物園の初代園長であった古賀忠道の業績を記念して1987年に開始された[1]

過去の受賞一覧

年度 受賞組織団体 受賞対象
1987年 1 東京都多摩動物公園 アミメキリンの繁殖と繁殖群の維持」
京都市動物園 ローランドゴリラの繁殖(2世および3世)」
国営沖縄海洋博記念公園水族館 ネムリブカの水槽内2世代繁殖」
1988年 2 広島市安佐動物公園 「飼育下におけるオオサンショウウオの産卵、孵化、育成」
東京都恩賜上野動物園 ジャイアントパンダの繁殖」
1989年 3 受賞該当なし
1990年 4 東京都多摩動物公園 ニホンコウノトリの繁殖」
1991年 5 受賞該当なし
1992年 6 鹿児島市平川動物公園 アマミノクロウサギの飼育研究」
東京都多摩動物公園 「各種昆虫類の飼育法の開発および飼育下での累代繁殖による展示」
1993年 7 江の島水族館 クラゲ類の飼育繁殖」
1994年 8 東京都井の頭自然文化園 カモ類の繁殖」
1995年 9 広島市安佐動物公園 クロサイの継続した繁殖と種の保存への貢献」
1996年 10 滋賀県立琵琶湖文化館 「日本産希少淡水魚の継代繁殖(アユモドキイタセンパラニッポンバラタナゴゼニタナゴヒナモロコウシモツゴ)」
1997年 11 串本海中公園センター 「ムラサキハナギンチャク繁殖個体の放流による自然個体群回復の試み」
1998年 12 東海大学海洋科学博物館 ハリセンボンほか海産硬骨魚類の水族館における繁殖と育成」
1999年 13 受賞該当なし
2000年 14 受賞該当なし
2001年 15 東京都井の頭自然文化園 ニホンリスの累代飼育と新たな展示手法」
2002年 16 ふくしま海洋科学館 サンマの累代飼育と展示」
2003年 17 福岡市動物園 「飼育下におけるツシマヤマネコの繁殖」
2004年 18 鴨川シーワールド 人工授精によるバンドウイルカの繁殖」
2005年 19 京急油壺マリンパーク キタイワトビペンギンの飼育下二世代繁殖」
2006年 20 東京都多摩動物公園 チンパンジーの累代繁殖、血統登録業務ならびに各種エンリッチメントの開発」
2007年 21 名古屋港水族館 ナンキョクオキアミの長期飼育と継代繁殖」
釧路市動物園 「傷病保護個体の活用による北海道産タンチョウの累代繁殖」
2008年 22 鶴岡市立加茂水族館 オキクラゲ、その他クラゲの累代繁殖」
2009年 23 東京都多摩動物公園 トキ類の累代飼育繁殖」
2010年 24 名古屋港水族館 アカウミガメの繁殖と保護活動」
2011年 25 受賞該当なし
2012年 26 広島市安佐動物公園 グラントシマウマの累代繁殖と個体群管理」
鳥羽水族館 オウムガイとオオベソオオムガイの繁殖」
2013年 27 京都市動物園 ニシゴリラの三世代累代飼育繁殖」
2014年 28 鳥羽水族館 スナメリの飼育下繁殖と人工哺育」
2015年 29 愛媛県立とべ動物園 アフリカゾウの繁殖と群れでの飼育」
横浜市繁殖センター カンムリシロムクの血統管理に基づく累代繁殖および野生復帰事業について」
2016年 30 受賞該当なし
2017年 31 アドベンチャーワールド ブリーディングローン制度を利用したジャイアントパンダ日中共同繁殖研究の推進」
2018年 32 受賞該当なし
2019年 33 受賞該当なし
2020年 34 受賞該当なし
2021年 35 東山動植物園 「新種のメダカ科魚類発見とその累代飼育」
2022年 36 よこはま動物園 「腹腔鏡下卵管内人工授精技術を用いたツシマヤマネコの飼育下繁殖」
広島市安佐動物公園 ケープハイラックスの類題繁殖と個体群管理」
2023年 37 沖縄美ら海水族館 「ウミガメの繁殖研究に関する活動」[2]
2024年 38
2025年 39 葛西臨海水族園海遊館 ミナミイワトビペンギンの人工繁殖研究」[3]

脚注

関連項目




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