オキクラゲとは? わかりやすく解説

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沖水母

読み方:オキクラゲ(okikurage)

オキクラゲ科クラゲ

学名 Pelagia panopyra


オキクラゲ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/17 15:15 UTC 版)

オキクラゲ
分類
: 動物界 Animalia
: 刺胞動物門 Cnidaria
: 鉢虫綱 Scyphozoa
: 旗口クラゲ目 Semaeostomeae
: オキクラゲ科 Pelagiidae
: オキクラゲ属 Pelagia
: オキクラゲ P. noctiluca
学名
Pelagia noctiluca
(Forsskål1775)[1]
和名
オキクラゲ
英名
Purple jellyfish

オキクラゲ (Pelagia noctiluca) は、オキクラゲ科に属するクラゲの一種である。台湾から函館にかけての黒潮流域に多く生息する[2]。6月 - 8月に日本沿岸でみられる。傘径7cmほど[2]、半球形で紫紅色の傘の表面全体に細かい刺胞群の突起を持ち、8本の触手とレース状の4本の口腕を持つ。刺胞毒は強い[3]。黄色を帯びた鮮やかな体色と15cmほどの口腕が特徴である[2]。成長すると体色は紫色や赤茶色を帯びる[2]

外洋性で台風や風が強い時に集団で押し寄せてくることがあり[3]、海水浴客が被害を受ける場合がある。

プラヌラ幼生からポリプを作らず、直接エフィラへ変態する[3]。刺激を与えると発光する[4]

脚注

  1. ^ Pelagia noctiluca (Forsskål, 1775) オキクラゲ”. 2023年3月20日閲覧。
  2. ^ a b c d オキクラゲを展示中 黒潮域に分布の外洋性 鴨川シーワールド”. www.chibanippo.co.jp. 千葉日報. 2022年12月9日閲覧。
  3. ^ a b c オキクラゲ | 公益財団法人 黒潮生物研究所”. kuroshio.or.jp. 黒潮生物研究所. 2022年12月9日閲覧。
  4. ^ 鶴岡市立加茂水族館 » オキクラゲ”. 2022年12月9日閲覧。



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