鉢虫綱
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鉢虫綱(はちむしこう、Scyphozoa)は、刺胞動物門に属する水棲の無脊椎動物であり、いわゆるクラゲとして知られる多くの種を含む。
- ^ 三宅、Lindsay(2013)
- ^ 以下、主として三宅、Lindsay(2013)
- ^ http://www.marinespecies.org/aphia.php?p=taxdetails&id=135220
- ^ Bayha, Keith M and Dawson, Michael N and Collins, Allen G and Barbeitos, Marcos S and Haddock, Steven HD (2010). “Evolutionary relationships among scyphozoan jellyfish families based on complete taxon sampling and phylogenetic analyses of 18S and 28S ribosomal DNA”. Integrative and comparative biology 50 (3): 436-455.
鉢虫綱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 07:18 UTC 版)
鉢虫綱 Scyphozoa には、ミズクラゲやタコクラゲなどが属する。クラゲ型の漂泳性の生活様式が発達した、いわゆるクラゲである。 冠クラゲ目 Coronatae - ムラサキカムリクラゲ、クロカムリクラゲ、エフィラクラゲ 旗口クラゲ目 Semaeostomeae - ミズクラゲ、ユウレイクラゲ、アカクラゲ 根口クラゲ目 Rhizostomeae - タコクラゲ、エビクラゲ、ビゼンクラゲ、エチゼンクラゲ、サカサクラゲ 羽クラゲ目 Pteromedusae - プラヌラクラゲ
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鉢虫綱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/24 08:46 UTC 版)
鉢クラゲ類(鉢虫類)はプラヌラからポリプが発達した後、ストロビラ (strobila)となり、それが幼クラゲのエフィラ (ephyra)を無性的に生じる。 ミズクラゲ Aurelia aurita (Linnaeus, 1758)では雄の生殖腺下腔 (subgenital pit)から精子が放出され、雌の生殖腺下腔に侵入して胃腔内で卵が受精し、プラヌラになるまでそこで発生を進める。プラヌラになると、やがて口から出ても母体の口腕 (oral arms)縁や縁触手などの上に付着している。囊胚が卵形に変わり、幅の広い先端と少しとがった後部が区別できるようになるころに、外胚葉に繊毛が生じ、プラヌラとなって海水中へ泳ぎだす。プラヌラは中に小腔を有し、体表の外肺葉には刺胞、感覚細胞、腺細胞などが分化し、内胚葉細胞は大型の空胞をもつ。4-5日間海水中を遊泳し、やがて繊毛を失ってその広い先端を基として底面に付着し、そこから足盤状のものを作ってその部分の外胚葉細胞が粘液を分泌して固着する。
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「鉢虫綱」の例文・使い方・用例・文例
- 鉢虫綱の1属
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