タコクラゲとは? わかりやすく解説

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たこ‐くらげ【×蛸水母/章魚水母】

読み方:たこくらげ

鉢クラゲ綱タコクラゲ科の腔腸(こうちょう)動物。傘は半球形で直径20センチ寒天質中に共生する藻類のため褐色をしていることが多い。下面にある口のまわりから8本の口腕が垂れその先棒状付属器垂れる。本州中部以南内湾などで夏にみられる


蛸水母

読み方:タコクラゲ(takokurage)

タコクラゲ科の海産動物


章魚水母

読み方:タコクラゲ(takokurage)

タコクラゲ科の海産動物

学名 Mastigias papua


蛸水母

読み方:タコクラゲ(takokurage)

タコクラゲ科の海産動物

学名 Mastigias papua


蛸水母

読み方:タコクラゲ(takokurage)

半球形に近い傘があり、その下に多数触手をもつクラゲ一種

季節

分類 動物


タコクラゲ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/10 10:16 UTC 版)

タコクラゲ
タコクラゲ Mastigias papua
分類
: 動物界 Animalia
: 刺胞動物門 Cnidaria
: 鉢虫綱 Scyphozoa
: 根口クラゲ目 Rhizostomeae
: タコクラゲ科 Mastigiidae
: タコクラゲ属 Mastigias
: タコクラゲ M. papua
学名
Mastigias papua
Lesson, 1830
英名
Papuan jelly
Spotted jelly
Lagoon jelly
Golden medusa

タコクラゲ(蛸水母、蛸海月、Mastigias papua)は、鉢虫綱に属するクラゲの一種。

特徴

タコに似た外見からその名がつけられ、体内に褐虫藻が共生するため褐色になっている。褐虫藻はクラゲの体内で光合成を行い、その産物の一部をクラゲが利用する。

傘に触手はないが、傘の下には八本の口腕がある。その口腕の先から、細長い棒状の付属器が伸びるのが特徴の一つで、これが形の上でタコの足に当たる。日本近海では関東以南の温暖な海域に生息し、傘径10cm程度になるが、20cmほどの個体もいる。夏から秋に、静かな湾内で見ることが多い。

刺胞動物に分類されるが、毒が弱くほとんどの人は痛みを感じない。

備考

パラオ共和国のマカラカル島にはジェリーフィッシュレイクという、本種の別亜種が群生する湖が存在する[1]

参考文献

  1. ^ Dawson, MN (2005). “Five new subspecies of Mastigias(Scyphozoa: Rhizostomeae: Mastigiidae) from marine lakes, Palau, Micronesia”. Mar. Biol. Ass. U.K. 85: 679–694. 
  • 『クラゲガイドブック』TBSブリタニカ 2000年 22頁、33頁 ISBN 4484004062



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