十文字クラゲ綱とは? わかりやすく解説

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十文字クラゲ綱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 07:18 UTC 版)

刺胞動物」の記事における「十文字クラゲ綱」の解説

十文字クラゲ綱 Staurozoa は、クラゲ型でありながら、傘の頂部より生えた柄の先端海藻などに付着して生活しており、底生性である。かつては鉢虫綱含まれていたが、独立した綱として取り扱われるようになった十文字クラゲ目 Stauromedusae - アサガオクラゲムシクラゲジュウモンジクラゲ

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十文字クラゲ綱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/24 08:46 UTC 版)

プラヌラ」の記事における「十文字クラゲ綱」の解説

十文字クラゲ類のプラヌラ遊泳能力持たない。 シャンデリアクラゲ Thaumatoscyphus distinctusでは、受精後30-40時間後、内胚葉形成されたのちに外胚葉細胞次第扁平になって外層並び内胚葉細胞空胞のある比較大型細胞となって中央縦に一列に並ぶようなる。このころに、受精の際に形成された薄い卵膜破って外に出てプラヌラ生じる。本種のプラヌラ蠕虫形で外胚葉少数扁平な細胞からなり内胚葉細胞多少扁平でその細胞中央にあって周り原形質が他より少し厚い。中に全く空洞がなく、外胚葉に全くの繊毛を欠くため他のプラヌラとは明確に異なる。外胚葉繊毛がないため泳ぐことはなく、ミミズのような蠕虫のように底を匍匐する匍匐運動では内胚葉外胚葉両方収縮伸長繰り返し外胚葉細胞収縮するとき外胚葉細胞から小さな原形質突起外側出されるのが見られるこのようなプラヌラはよく集まって塊を形成していることが多く小さな砂粒珪藻片などからできた殻に包まれているのが観察されるアサガオクラゲ Haliclystusやササキクラゲ Sasakiellaでは上記のシャンデリアクラゲの発生より後の段階判明している。プラヌラはやがて着生し半球状になるが、この固着したプラヌラ変態前に無性的に出芽する。出芽したプラヌラ正常に発達して半球状の細胞塊になり、変態しポリプとなる。

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