原始時代のキャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 06:05 UTC 版)
「クロノ・トリガー」の記事における「原始時代のキャラクター」の解説
キーノ (Kino) エイラに好意を抱く青年。幼い頃に不思議山で拾われ、後にエイラの後を継ぎイオカ村の酋長となる。当初はエイラに関する嫉妬心からクロノたちをよく思わず、時間移動に使うゲートホルダーを盗み出したりもした。しかしエイラから叱咤され反省をして改心する。後のガルディア王家の祖先に当たる。原始時代の人物の中で、彼のみクロノをフルネームで呼ぶことがある。 ラルバ村の人々 エイラたちのイオカ村と異なり、恐竜人との戦いを避けて逃げた人達が隠れ住んでいる村。空を飛ぶ巨大な生き物“プテラン”の世話をしている。 恐竜人 (Reptite) 原始の人間と敵対する種族。常に集団で行動する。肌が緑と紫の個体が登場する。打撃をものともしない強固な皮膚を持つが、雷系の攻撃を受けると感電し防御力が弱まってしまう。アザーラ亡き後は、リーダーと本拠地を失ったことで、その後氷河期が訪れており、ほとんどが死滅したものと思われていたが、DS版の追加シナリオでは集落「竜の聖域」を作って生き延びている。 続編『クロノ・クロス』では重要なキーワードとして彼らの名前が出てくる。 アザーラ (Azala) 原始の人間と敵対する恐竜人のリーダー。超能力が使え、配下としてニズベール、ブラックティラノなどを従えている。6400万年前のこの時代において、複雑なトラップや仕掛けなどを多数擁する巨大要塞を建築するなど、同時代の人類よりも極めて高い知能を持ち(中世・現代の人間並み)、人間を「サル共」と呼ぶ。これを反映し、他の原始時代のキャラクターが片言でしゃべる中で、アザーラとニズベールのみ現代的に流暢なしゃべり方をしている。エイラたち原始人との覇権争いに敗れ、自分たちのことを語り継ぐよう、宿敵のエイラに遺志を託して滅びる。「ラヴォス」のこともある程度知っており、「未来を…」という言葉を残す。 なお、日本語版では性別が明確にされていないが、英語版(DS版の英語設定含む)ではアザーラを指して「she」という三人称で呼ばれており、女性として設定されている。 続編『クロノクロス』でも名前のみ出てくる。 ニズベール (Nizbel) 怪力を誇る恐竜人。トリケラトプスに似た姿を持つ。他の恐竜人と異なり、雷系の攻撃を受けるとそれを蓄電し、放出できる。さらにパワーアップして防御力を高めた「ニズベールR」も登場する。アザーラと同じく現代的な口調で喋る。 ブラックティラノ (Black Tyrano) かなり大型の恐竜。強力な火炎(ティラノ火炎と呼ばれる)を吐いて攻撃する。また、その予備動作に当たる咆哮にはHP減少の状態異常効果もある。 アザーラとの決戦時にタッグを組んで登場、戦うこととなる。 クロノたちに倒されてから数千万年後のAD.600には錆色の恐竜「ルストティラノ (Rust Tyrano) 」が登場する。
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