南雲機動部隊別働隊の砲撃とは? わかりやすく解説

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南雲機動部隊別働隊の砲撃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/02 06:06 UTC 版)

日本軍のクリスマス島占領」の記事における「南雲機動部隊別働隊の砲撃」の解説

1942年昭和17年3月上旬南雲忠一中将率い南雲機動部隊第一航空戦隊赤城加賀〉、第二航空戦隊蒼龍飛龍〉、第五航空戦隊翔鶴瑞鶴〉)はジャワ島南方進出オーストラリア方面脱出する連合軍艦艇掃討していた。 3月6日10時30分南雲司令長官残敵掃蕩命じ第二航空戦隊司令官山口多聞少将空母蒼龍飛龍)、第三戦第2小隊3番榛名4番金剛)、第17駆逐隊第1小隊谷風浦風〉、第2小隊浜風磯風〉)の8隻は別働隊編成機動部隊本隊から分離した空母2隻(蒼龍飛龍)の護衛17駆逐第2小隊浜風磯風)を残し、4隻(戦艦榛名金剛〉、駆逐艦谷風浦風〉)は3月7日早朝クリスマス島艦砲射撃を行う。約20分間砲撃で、イギリス軍守備隊白旗掲げた。だが4隻は同島を占領することなく白旗放置してクリスマス島去った9日午後2時、別働隊南雲機動部隊主隊と合流した報告受けた南雲司令長官は『クリスマス島攻略小兵を以て容易に実施可能』と結論づけている。一方軍令部高松宮宣仁親王海軍中佐昭和天皇弟宮)は別働隊艦砲射撃を「クリスマス島占領予定なのに、余計なことをする」と評したインド人たちは、「イギリスの植民地下に置かれていたインドイギリスの支配から解放する」という日本軍呼び掛け答える形で、3月10日反乱起こしイギリス軍の指揮官たちを殺した。 そして、島に残ったオーストラリア人ヨーロッパ人監禁した3月14日大本営山本五十六連合艦隊司令長官対しクリスマス島攻略指示する山本長官は南方部隊指揮官近藤信竹中将/第二艦隊司令長官に同島攻略下令近藤長官蘭印部隊指揮官高橋伊望中将/第三艦隊司令長官作戦の実施命じ高橋司長官蘭印部隊機密203番電をもってクリスマス島攻略作戦実施要領下達した。これに対しクリスマス島にあったのは第一次世界大戦後シンガポールから移された6インチ砲が1門と、対空砲が3門程度であったイギリス軍守備隊32程度でその大部分インド人であった

※この「南雲機動部隊別働隊の砲撃」の解説は、「日本軍のクリスマス島占領」の解説の一部です。
「南雲機動部隊別働隊の砲撃」を含む「日本軍のクリスマス島占領」の記事については、「日本軍のクリスマス島占領」の概要を参照ください。

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