千葉工業大学未来ロボティクス学科
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「上田隆一」の記事における「千葉工業大学未来ロボティクス学科」の解説
2015年9月、千葉工業大学工学部未来ロボティクス学科准教授に就任(2016年より先進工学部未来ロボティクス学科)。「CIT Brains @Home」としてロボカップ@ホームに出場しつつ、自律ロボットの空間認識や行動決定の同時学習について研究を推進。強化学習なども取り入れ、「Particle Filter on Episode」を提案する。 また、中川友紀子の株式会社アールティが販売するRaspberry Piを用いたマイクロマウス教材について、解説を執筆。ROS(Robot Operating System)環境での開発も交えて、書籍化された(「主な著作」節も参照)。中川とはディープラーニング(深層学習)を用いた唐揚げの認識やマニピュレーションの研究にも取り組んでいる。さらに自著『詳解 確率ロボティクス ― Pythonによる基礎アルゴリズムの実装 ―』を執筆し、2019年に講談社から出版された。この書籍と『確率ロボティクス』の翻訳、「ウェブ上への教材の公開」が評価され、2021年3月に日本機械学会教育賞を受賞した。 また、2020年9月にオンライン開催された学生向けのAWS Robot Delivery Challengeに上田研究室の3年生4名が出場し、第1回大会で優勝を飾った。優勝メンバーの池邉龍宏と高橋秀太は林原研究室の2名とともに翌2021年5月の大会にも出場し、準優勝の成績を収めている。
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