詳解
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 08:21 UTC 版)
グレゴリオ暦2033年秋から2034年春にかけての朔と中気の日付(日本時間による)は以下のようになる。便宜上、前後の暦月も記している。 便宜上の月名朔日(時分は朔の時刻)中気を含む日(時分は中気の時刻)中気月名A月2033年7月26日 17:12 2033年8月23日 4:03 処暑 7月 B月2033年8月25日 6:40 なし なし 閏7月? C月2033年9月23日 22:39 2033年9月23日 1:52 秋分 8月? D月2033年10月23日 16:28 2033年10月23日 10:27 霜降 ? E月2033年11月22日 10:39 2033年11月22日 9:14 小雪 11月? 2033年12月21日 22:45 冬至 F月2033年12月22日 3:46 なし なし 閏11月? G月2034年1月20日 19:01 2034年1月20日 9:28 大寒 ? 2034年2月18日 23:31 雨水 H月2034年2月19日 8:10 なし なし 閏1月? I月2034年3月20日 19:15 2034年3月20日 22:17 春分 2月 J月2034年4月19日 4:26 2034年4月20日 9:03 穀雨 3月 月名が決まらないのはB月〜H月の7か月で、これらに2033年8月~2034年1月(正月)の6暦月と、1つの閏月を割り当てるのだが、天保暦、とりわけ平山規則に基づく月名の決め方や置閏法に拠ると、閏月が決まらないばかりか、さらに深刻な問題が起こる。 平山規則の通り、秋分を含むC月を8月、その次の冬至を含むE月を11月とすると、9月と10月のいずれかがなくなってしまう。また、中気を含まない暦月はB月・F月・H月の3つあるが、これらのうち閏月となるのは1暦月だけである(そうしないと、更に2つの月名がなくなってしまう)。また、1暦月内に2つの中気を含むE月を「冬至を含む暦月」として単純に11月としてよいのかという問題もある(これについては1851年に日本において、小雪と冬至の2つの中気を含んだ暦月を11月とした先例がある。また1870年には冬至と大寒の2つの中気を含んだ暦月がやはり11月とされており、グレゴリオ暦改暦後の1984年の旧暦も同様である。下記も参照)。
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