区立常冬中学チーム「フェイス」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 07:30 UTC 版)
「ガンダムビルドファイターズトライ」の記事における「区立常冬中学チーム「フェイス」」の解説
西東京地区予選三回戦での「トライ・ファイターズ」の対戦相手で、今大会からの初参加チーム。メンバー全員がガンプラの知識をもたない素人で、塗装や改造を施していない最低性能の素組みガンプラを使いながらも、エースであるイズナ・シモンの実力のみで勝ち上がってきた異色チーム。三回戦は序盤から双方のメンバー2人ずつがフィールドアウトしたことからセカイとシモンの一騎討ちとなり、壮絶な打撃戦の末に惜敗する。 イズナ・シモン 声 - 西田雅一 操作ガンプラ:デスティニーガンダム、デスティニーインパルス プラモデル部エース。昨年まではボクシングの中学生チャンピオンだったが、難病の弟・マモルを元気づけるためにガンプラファイターに転向し、マモルが作ったガンプラで選手権制覇を目指している。使用するデスティニーガンダムはマモルが作った素組み作品だが、ボクサーであるシモンの卓越した格闘センスによってきわめて高い戦闘力をもつ。 同じ格闘家で、マモルを元気づけてくれた恩義があるセカイと固い友情を結ぶ。敗退後もセカイのスパーリングパートナーを務めたり、差し入れをするなど積極的に「トライ・ファイターズ」を支援する。その縁でギャン子たち「北宋の壺」とも親しくなり、「トライ・ファイターズ」の試合では同じ観客席で応援する場面が増える。 マスダ・ゴロウ、タニオカ・コウジ 声 - 村上裕哉(ゴロウ)、須嵜成幸(コウジ) 操作ガンプラ:ムラサメ、ウィンダム シモンを慕うチームメイトたち。シモンの足を引っ張っている自分たちの実力のなさを歯がゆく思っている。弟のために戦うシモンを勝たせたいという思いから、シモンに内緒でわざと負けるようセカイたちに頼み込む。試合ではシモンの事情を知って戦いを迷うユウマとフミナに体当たりを仕掛け、フィールドアウトによる相打ちに持ち込む。 イズナ・マモル 声 - 小堀幸 シモンの弟。難病で入院しており、病室でのガンプラ製作が唯一の楽しみとなっている。「フェイス」が使用するガンプラはすべてマモルが製作したもの。シモンたちの敗北を知らされても悔しがることはなく、もっと強いガンプラを作ると楽しそうにシモンに話す。地区予選決勝戦では会場に赴き、セカイたちの試合を観戦する。全国大会決勝でも、リハビリの甲斐あって外出許可が出たため、シモンとともにセカイたちの応援に駆けつける。メイジン杯ではジュニア部門に出場するも、惜しくも受賞は逃す。しかし受賞したサザキ・タテオから実力を評価され、ライバル宣言を受けた。エビローグではタテオとともにガンプラを作っている様子が描かれた。『アイランド・ウォーズ』冒頭では、シモンやタテオとともにトライ・ファイターズと北宋の壺とのガンプラバトルを観戦する。
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