前半登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 02:49 UTC 版)
哲 本作前半の主人公。烈鬼魔王という暴走族のヘッド。「狂王」「殺鬼」「暴帝」「餓狼拳」「魔人」等さまざまなあだ名と伝説を持つ。 父親が心不全で死んでおり、母親のパートだけでは家計が苦しいので新聞配達をしている。そのため夜は暴走族、朝になるとそのまま新聞配達をし、家に帰るという生活をしている。 血の繋がってない妹がいて、「こちら側(族)には巻き込みたくない」「いつまでもこんなことしてられない」と言うなど妹のことを思っている。 新聞配達の途中に謎の魔人に襲われ、その際抵抗して噛みついた際に血を飲み、ウイルスに感染して魔人(魔神の息子)になる。 後半では目と口が線ファスナーで塞がれた仮面で顔の模様を隠し、魔人狩りを行っている。その情け容赦ない戦いぶりから他の魔人達にその名を知られ、恐れられている。 里美 哲の妹。中学生。血は繋がっていない。 兄に兄弟以上の好意を持っており、「単車のケツに乗せてくれ」「高校に入ったら族を作りたい」と言っているが、兄に小娘(ガキ)扱いで一蹴される。 魔人となった兄に襲われ食べられそうになるが、兄が正気に戻ったことで助かるも、その際に兄に傷つけられたことでウイルスに感染して魔人になる。 兄の体のことを調べ、ウイルスのせいではないかと気づくなど頭は良い様子。 後半ではネコを食べすぎたためにネコ娘に変化し、哲と行動を共にしている。その表情は常に憂いを帯びている。 サトシ 哲の親友で烈鬼魔王のメンバー。女ったらしでキス魔。 謎の魔人によって魔人(魔神の息子)にされ、里美を殺害したことで激昂した哲に半殺しにされたことで暴走してしまうも、哲の抱擁で人の心を取り戻し、最期は安らかな顔で死んでいった。 最終回で、魔神から解放された魂の中にサトシの顔が存在した。 謎の魔人 顔に傷があり頭にバンダナを巻いた謎の男。哲を魔人にした原因。その正体は魔人の頂点に立つ存在「魔神」であり、300年にわたり独りで生きてきた。 後半では自身を地球初の情報生命体に進化させ、全人類の脳を「喰らい」、世界と一つになるため、いつの間にか一八に寄生してその脳回路を利用していたが、その一八の機転によって自身も気がつかなかった弱点(詳細は後述)を突かれ、滅び去った。
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