列車名の沿革
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1956年(昭和31年)11月19日:函館駅 - 札幌駅間を函館本線・千歳線・室蘭本線で結ぶ客車急行列車として「すずらん」が設定される。 1960年(昭和35年)4月1日:「すずらん」一等車2両を含むキハ55系気動車による編成に変更。運転時分は、蒸気機関車牽引の客車列車時代に比べ、約1時間の短縮となる。 同年10月1日:冬季の寒さ対策として「すずらん」の二等車をキハ22形気動車に置き換える。 1961年(昭和36年)日付不詳:上記の暫定的な措置がキハ56系の増備に伴い解消され、一、二等車共に北海道用の急行形気動車となる。 1968年(昭和43年)10月1日:このときのダイヤ改正に伴い「すずらん」が6往復へと増発。そのうち1往復は夜行急行「たるまえ」を「すずらん(上り・下りとも)6号」に名称変更したもので、一等寝台車1両、二等寝台車2両、一等車1両を含む編成のほか、運行区間、列車番号(1217・1218列車)など、そのまま引き継がれた。運転時間帯の都合で食堂車の連結はない。 1980年(昭和55年)10月1日:「すずらん」は定期列車の運転を終了。臨時列車のみとなったが、夜行列車(8217・8218列車)は使用車両を14系客車とし、運転期間を繁忙期に限りながらも夜行快速「ミッドナイト」が運転開始される1988年(昭和63年)まで存続した。 1992年(平成4年)7月1日:「すずらん」が室蘭駅 - 札幌駅間のエル特急として名称復活。以下は「運行系統の沿革」を参照。
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