列車回数と列車編成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 16:10 UTC 版)
「編成 (鉄道)」の記事における「列車回数と列車編成」の解説
列車回数が同じでも列車編成の編成両数を増やせば全体の輸送力も増える。ただし、列車時隔をそのままにして編成両数だけを増やすと乗車待ち時間は長くなりホーム上の歩行距離も増えるなど旅客の負担が大きくなる。同時に大編成列車に対応した駅の長大化など経済的な問題もある。 また列車回数は列車時隔で決まるが列車は等速度で運行できるものではないから、列車時間隔を短縮するためには編成両数に応じた出力が必要となる。機関車が牽引する列車では、機関車の能力と、運転される線区の状況(勾配)や運転速度によって編成重量(換算両数も参照)が制限される。そのため、長編成の列車を牽引する区間では、機関車を2両以上連結する重連運転が行なわれたり、より強力な機関車に交換され、速度を維持する。
※この「列車回数と列車編成」の解説は、「編成 (鉄道)」の解説の一部です。
「列車回数と列車編成」を含む「編成 (鉄道)」の記事については、「編成 (鉄道)」の概要を参照ください。
- 列車回数と列車編成のページへのリンク