列車情報管理装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 01:47 UTC 版)
「西武30000系電車」の記事における「列車情報管理装置」の解説
三菱電機製のS-TIM(Seibu-Train Integrated Management system:西武列車情報制御装置)と称する列車情報管理装置を採用した。同装置は6000系の副都心線直通対応改造編成において採用された制御伝送装置 (TIS) を発展・改良したもので、力行時および制動動作時に発生する加減速トルクを編成内ユニット単位ではなく編成一括で管理制御する「列車統括制御」を行うことで消費電力削減や乗り心地の向上を図った。その他、マスコン操作による力行・制動指令などの制御伝送を行うほか、搭載機器のモニタリング・サービス機器の操作・車両検修時の車上検査機能などを実装し、主に検修作業の効率化や車体側の配線削減に寄与した。
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