出囃子の曲についてとは? わかりやすく解説

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出囃子の曲について

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 09:23 UTC 版)

出囃子 (落語)」の記事における「出囃子の曲について」の解説

一般的には落語家自身雰囲気芸風あわせて下座決める。長唄を元とする事が多い。出身地因むものや、自身歌っている曲を元とする事もある。前者の例として林家こん平の『佐渡おけさ』、後者の例として月亭方正の『ヤマザキ一番』がある。 近年では、二つ目昇進する時に落語家側から出囃子の曲をリクエストすることもある。出囃子を持つことが出来るのは二つ目上である。 出囃子専門にして長い下座は、落語家所属団体に関係無く出囃子一通りこなすことが可能である。しかし下座担当して間もなかったり、あるいは地方落語会地元の人に演奏を頼む場合になると、あまり有名でない曲や、その落語家しか使っていない長唄や、洋楽ポップスなど長唄以外の曲を出囃子にしている落語家は、有名な長唄代用曲として演奏してもらうことなる。前者の例として三遊亭好楽普段は『づぼらん』だが代用に『元禄花見踊』、後者の例として三遊亭小遊三普段は『ボタンリボン』だが代用に『春はうれしや』などがある。その下座演奏可能な範囲から別の選択をする場合もある。 また、NHKラジオ第1放送の『真打ち競演』では、出番順に出囃子固定されており、トリ主任)を務め3番手の出演者は必ず『東京音頭』が演奏されていたが、2021年頃から出演者オリジナル出囃子用いられるようになっている演じ演目合わせて出囃子の曲を使い分けている落語家もいる。例として林家たい平普段は『ぎっちょ』だが、「ドラ落語」を演じるときは『ドラえもんのうた』を使用している。また柳家喬太郎普段は『まかしょ』だが、ウルトラマン題材落語演じるときは『ウルトラマンの歌』、また自作新作落語演じる時は『東京ホテトル音頭』が用いられる

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出囃子の曲について

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 01:35 UTC 版)

出囃子 (お笑い)」の記事における「出囃子の曲について」の解説

出囃子用いる曲は、演じ芸人自分好きな音楽にする場合が多い。昔の漫才師落語家同じく三味線囃子舞台出た中田ダイマル・ラケットの「拳」や、三人奴の「奴さん」など)が、現代では主に音源使っており、洋楽ポップス採用することも一般化している。中には、『キングコングテーマ』を使用していたキングコングのように、芸名イメージ芸風出囃子決めたりオリジナル楽曲作成する芸人もいる。 複数劇場転々としている芸人場合、場所ごとに出囃子使い分けたりその日ネタによって出囃子変える芸人もいる(落語家でも林家たい平などがそれに該当する)。テレビ番組の場合M-1グランプリファイナリスト登場時に流れファットボーイ・スリムBecause we can』のように、全出演者統一出囃子用いることもある。

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