元日のデモ
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「2019年-2020年香港民主化デモ」の記事における「元日のデモ」の解説
詳細は「2020年元日香港デモ(中国語版)」を参照 2020年1月1日、香港で行われた非建制派デモで約400人が逮捕された。この日のデモは平和的に始まったものの、一部が警察と衝突。混乱状態に陥り、警察はデモ隊を排除するため催涙ガスを放った。デモ参加者は、主催者発表で100万人以上、警察発表で約6万人となっている。 中国国務院は1月4日、中国共産党山西省委員会書記の駱恵寧氏が王志民氏に代わって中央人民政府駐香港特別行政区連絡弁公室(中連弁)主任に就任したと発表した。 1月に入ってからは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行の影響で、多数の人が集まる民主化要求デモの中止が相次いでいる一方で、感染症に関連した抗議活動が発生しており、それにデモ隊に参加している若者が加わっているものとみられている。一部は過激化しており、中国との境界封鎖を主張し、境界付近の施設や病院などで小型爆弾による爆発事件が発生し、未入居の公営住宅を検疫施設として利用する計画に、反対する近隣住民やデモ隊が、道路を封鎖し、信号機を破壊したり、建物に放火するなどの抗議活動が行われた。また、中国本土との境界の完全封鎖を求めるネットユーザーらが香港西九龍駅において、「封印高鐵站」(高速鉄道の駅の封印)を行って、政府の注目を喚起したいと呼びかけている。なお、香港政府は1月30日より、中国本土と香港を結ぶ高速鉄道、城際直通車の運行を暫定停止すると発表している。 2020年1月29日、新型コロナウイルスの感染が拡大している中国本土深圳で、マスクの着用を拒否した女性が警察に逮捕される事件が起きた。香港では数か月前まで、マスクを着用した人々が警察に逮捕されていた。
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