優勝戦線・クライマックスシリーズ等の中継
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:36 UTC 版)
「NHKプロ野球」の記事における「優勝戦線・クライマックスシリーズ等の中継」の解説
10月以降になると、リーグ優勝がかかる試合のみに絞って放送するほか、日本シリーズは全試合を中継している。 クライマックスシリーズについては、2019年までファイナルステージの第3戦以降を全国放送していた。このうち、セ・リーグが夜開催、パ・リーグが昼開催の場合は双方を放送する。重複開催の場合はセ・リーグ優先であるが、パ・リーグのみに決着の可能性がある場合はそちらを優先することがある(放送されない方は出場チームの地元地域向け差し替えもしくは予備カード扱いとなる)。また、在京以外の球団が絡む場合には、ファイナルステージ第2戦以前の試合も地元地域向けローカルとして中継するが、関東甲信越ブロックではこの措置は採らないため、在京球団が主催となる場合は事実上、東京の放送センターからビジターの地元地域への裏送りとなる。また、土曜デーゲームとなった場合、大阪局はじめ関西ブロックは、大阪局制作の全国放送番組『かんさい土曜ほっとタイム』の放送を優先するため、関西開催分であれば大阪局からビジターの地元地域への裏送りとなる。裏送りとなる場合は、実況が対戦相手側の地元局(札幌・仙台・名古屋・広島・福岡)のアナウンサーが担当することがある。また、セ・リーグがヤクルト主催となった場合は、ヤクルト主催試合の放送権を掌握しているニッポン放送ならびにNRNの放送権確保の観点から、NHKでの中継は行わず、パ・リーグのみの中継となっていた時期が長かったが、2021年は初めてヤクルト主催のファイナルステージの第3戦(対巨人)を中継した。。 2020年はパ・リーグのみクライマックスシリーズが最大4試合制で行われたが、第1戦と第2戦について大相撲令和2年11月場所と開催日時が重複するため、第2戦時点での決着可能性有無にかかわらず九州・沖縄ブロックのみの放送となった(それも17時以降延長の場合はFMでの振替放送としていた)。第3戦以降は戦況によって全国放送する予定を組んでいたものの、第2戦で決着が付いたため、このシリーズは一切全国向けの放送とならなかった。 2021年のクライマックスシリーズはファイナルステージが全試合ナイトゲームになるものの、第4戦・第5戦の開催予定日は土・日の定時番組である『らじらー!』の通常放送を優先する措置が採られるため、全国向けはファイナルステージの第3戦と第6戦のみの中継に縮小する方針となったが、結果的に両リーグとも第3戦で決着した。
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