使用できない路線・列車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 12:59 UTC 版)
「青春18きっぷ」の記事における「使用できない路線・列車」の解説
新幹線は全列車が特急列車扱いであり、特例もないため利用できない。 ただし、本州と北海道を結ぶ海峡線では2016年3月26日に北海道新幹線が開業したことにより、在来線一般旅客列車(団体専用列車を除く特急と急行)が全廃されたため、北海道新幹線においては、有効な「青春18きっぷ」を携行している場合に限り発売する「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」(2,490円)を購入することで、奥津軽いまべつ駅 - 木古内駅の間で片道1回のみ普通車の空席を利用できる。なお、「北海道&東日本パスの新幹線特例制度」とは内容が大きく異なる。 新幹線車両・設備を用いつつも在来線扱いとなっている博多南線および上越線の支線越後湯沢 - ガーラ湯沢間は、すべて特急列車のみの運行となっているものの特例区間にはなっておらず、青春18きっぷは利用することができない。 発売開始以来、JR線以外の会社線(私鉄・公営鉄道・第三セクター等の路線)では原則として使用することができず(先述した北千住駅 - 綾瀬駅間を除く)、JR線と会社線とを直通運転する列車を利用する場合でも会社線内の乗車区間についてはその区間に有効な乗車券類が別に必要となる。なお、えちごトキめき鉄道および肥薩おれんじ鉄道では、有効な青春18きっぷを提示することを条件として発売する企画乗車券が設定されている(後述)。 JRの関連会社が運営する各線(JR東日本関連の東京モノレール、JR東海関連の東海交通事業、JR西日本関連の嵯峨野観光鉄道、JR九州関連のJR九州高速船、JR貨物関連の鹿島臨海鉄道と水島臨海鉄道)および、JRバス各線も利用できない。 かつての国鉄バス、およびJR直営時代のJRバス(両者とも「自動車線」と呼称され、青春18きっぷの券面に除外路線として表記されていた)も利用できなかった。しかし、JR東日本直営の自動車線である気仙沼線・大船渡線BRTは上述の通り例外として利用可能である。 JR西日本宮島フェリーは2009年以降JR西日本とは別会社となっているが、上述の通り例外として利用可能である。 JRと線路を共用していても私鉄として運行される(私鉄の運賃が適用される)場合は利用不可である。例として井原鉄道の列車で清音 - 総社間、および南海電鉄の列車でりんくうタウン - 関西空港間を青春18きっぷで乗車することはできない(伯備線および関西空港線の列車で乗車することは可能)。
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