仮面ライダーファルシオン エターナルフェニックス
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「劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本」の記事における「仮面ライダーファルシオン エターナルフェニックス」の解説
バハトが覇剣ブレードライバーにエターナルフェニックスワンダーライドブックを装填して変身する無の剣士。 変身音声は「抜刀!エターナルフェニックス!虚無!漆黒の剣が無に帰す!」。 エターナルフェニックスの永久の灯(えいきゅうのひ)の力によって、不死身の肉体を持ち、何度倒されたとしても炎と共に即座に復活する。 テレビシリーズでは復活したバハトの他に、第41章ではデザストが変身した。武器は無銘剣虚無とデザストのグラッジデントの二刀流。ストリウスやカリュブディスと戦うが、半身をカリュブディスに食われたことで変身が解除された。 名前の由来は、ノルマン人が使用していた幅広の刀ファルシオンから。 セイバーと同様のマスクの形状ではあるが、ブレードライバーに合わせて額から伸びた聖剣の意匠は黒くなっている。複眼ニルバイザーは、「虚無」のライダーであることから全てのものが吸い込まれて無に帰していく様子を一点に集約するエフェクトとして表現している。聖剣ソードライバーで変身しないことからフォームチェンジをしないため、全身を跨ぐように不死鳥の意匠を入れており、右肩は顔、胸から左肩にかけてが羽根、腹からローブにかけてが尻尾を表現している。イメージカラーのオレンジは、不死鳥の燃えているイメージから来ている。 スーツは、アップ・アクション兼用の1着が制作された。マスク、腰のローブ・フェザータセット、右肩エターナルフェニックスボールドは新規造形。ボディは仮面ライダーゼロスペクター、左肩は仮面ライダービルド ホークガトリングのものを流用している。 ツール 覇剣ブレードライバー ファルシオンが使用する聖なる武具で、聖剣ソードライバーに酷似した姿だが、不死鳥の羽を模したエターナルウインガーでレフトシェルフとミッドシェルフに相当する部分がオミットされている。無銘剣虚無と同様に、一切の来歴が不明。聖剣ソードライバーの色替えで、3つのスロットのうち、2つを新規パーツで塞いでおり、ワンダーライドブック1冊のみで完結するベルトとなっている。ベルト全体のシルエットの差別化から、新規パーツは不死鳥の羽のような意匠にしている。 無銘剣虚無(ムメイケンキョム) ファルシオンが使用する漆黒の無を司る禁忌の聖剣。火炎剣烈火と同系統の聖剣で、大きさも火炎剣烈火に準じる。 誰によっていつどのように作られたのかは全く不明で、ユーリによって破滅の書にバハトとともに封印されていた。 テレビシリーズ第34章で他の属性の聖剣の能力を無に帰すことが明らかとなった。第38章でバハトが消滅した後はデザストが持ち去り、第41章でファルシオンに変身する際に用いたが、第43章でデザストが消滅し、彼と共に行動していた蓮が形見として所持することになった。異物感を出すために刃を黒くし、点対称の形状のエンブレムにすることで、吸い込まれているイメージを表現している。刀身の特殊文字は、「虚無」の剣であることからなくなっている。 必殺技 不死鳥無双斬り(ふしちょうむそうぎり) エターナルフェニックスの聖剣を用いた必殺技。無銘剣虚無をドライバーに納刀した状態で、トリガーを1回引き、「必殺黙読!抜刀!」の音声とともに抜刀。斬撃とともに無銘剣虚無から発生させた不死鳥のようなエネルギー体を襲わせる。 不死鳥無双撃(ふしちょうむそう撃) エターナルフェニックスの聖剣を用いた必殺技。エターナルフェニックスワンダーライドブックを無銘剣虚無に読み込ませて発動。斬撃を発射したり、キックを放つ型もある。
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